「自社サイトでの不正会員登録を防ぎたい」
「セキュリティを強化しすぎたら登録の離脱が発生しないか心配」
などのお悩みはありませんか?
不正会員登録は、「同一人物(または買い子)による複数アカウント作成」「Bot(ボット)攻撃」「不正なメールアドレスでの登録」などの手口があり、多くのサイト運営者を悩ませています。
不正会員登録を放置しておくと、転売により自社商品の価値が下がったり、大事なメールが届かずにメール配信コストが無駄になるといったリスクが生じます。
規模が大きな事業者ほど、そのリスクや損失は大きくなります。
この記事では、
- 【お悩み別】自社サイトの不正会員登録対策11選
- Caccoの不正検知サービスならあらゆる不正会員登録を対策できる
- もし不正会員登録を見つけたら?初動対応マニュアル
などを解説していきます。
今まさに不正会員登録にお悩みの事業者様は、すぐに行うべき対策を知ることができますので必ず最後までお読みください。

目次
これって不正会員登録!?サイト運営者のおもな3つのお悩み
サイトを運営していると、「これって不正会員登録かも」と感じる出来事に出会うことがあります。
悪意のある人物やプログラムによって、本来のルールを無視した会員登録が繰り返されると、サイト全体の信頼性やサービス品質にも影響が出てしまいます。
まず最初に、多くのサイト運営者が実際に抱えている代表的な3つの悩みを紹介します。
- 【お悩み1】同一人物によって複数のアカウントを作成される
- 【お悩み2】限定商品や初回限定品を買い占められて転売される
- 【お悩み3】大事なメルマガが届かずに読まれない

自社のサイトに当てはまるものがないか、確認しながら読み進めてみてください。
【お悩み1】同一人物によって複数のアカウントを作成される
よくあるお悩みの1つ目は、1人のユーザーが、名前やメールアドレスを少しずつ変えながら何個ものアカウントを作ってしまうケースです。
これにより、新規登録者向けのクーポンやポイントを何度も不正に受け取られてしまったり、転売対策として行っている抽選販売が無意味になってしまうことがあります。
サイト運営側としては「新しいお客様が増えた」と思っていても、実際は同じ人が得をしているだけということも少なくありません。
こうした不正会員登録が続くと、マーケティング施策の効果測定も正しく行えなくなってしまい、結果として広告費や特典コストが無駄になってしまうリスクもあります。
【お悩み2】限定商品や初回限定品を買い占められて転売される
よくあるお悩みの2つ目は、数量限定の商品や、初回限定の割引価格などを狙って、複数のアカウントを作り買い占めてしまう不正会員登録も後を絶ちません。

※参考:Cacco Inc.
買い占められた商品はそのまま高額で転売されることも多く、本当に商品を必要としていた一般のお客様が購入できなくなってしまいます。
こうした状況が続くと、サイトへの不満やクレームが増え、ブランドイメージの低下にもつながりかねません。
【お悩み3】大事なメルマガが届かずに読まれない
よくあるお悩みの3つ目は、会員登録の際に、その場限りの使い捨てメールアドレス(捨てアド)や存在しないアドレスを入力されてしまうケースです。
この場合、せっかく作成したメルマガやお知らせが届かず、開封率やクリック率などの数値にも悪影響が出てしまいます。
さらに、メールが届かない状態が続くと、送信元のドメインの評価が下がり、他の正常なユーザーにもメールが届きにくくなることがあります。
「これらの悩みがある場合はどうすればいいの?」という疑問にお答えすべく、次章ではお悩み別の不正会員登録対策をご紹介していきます。
【お悩み別】自社サイトの不正会員登録対策11選
ここからは、先ほど紹介した3つの悩みに対応する形で、具体的な不正会員登録の対策を11個まとめてご紹介します。
| 目的 / 防ぎたいリスク | 効果的な対策手段 |
|---|---|
| 🛡️ 複数アカウント作成防止
自作自演や特典の不正重複取得を防ぐ
|
|
| 🤖 Bot自動化攻撃防止
プログラムによる大量アクセス・連打を防ぐ
|
|
| ✉️ 捨てアド・不正メール防止
使い捨てメールや無効アドレスの登録を防ぐ
|
|
それでは、お悩み別に対策方法を解説していきます。
複数アカウント作成を防ぐ3つの対策
同一人物による複数アカウントの作成を防ぐには、登録のハードルを少し上げることが効果的です。
ここで紹介する対策は、3つです。
- 【対策1】同一IPアドレスからの連続リクエストを制限する
- 【対策2】SMS認証 / 電話番号認証を導入する
- 【対策3】不正検知サービスを導入する

それでは、具体的な対策内容を見ていきましょう。
【対策1】同一IPアドレスからの連続リクエストを制限する
複数アカウント作成を防ぐ対策の1つ目は、同一IPアドレスからの連続リクエストを制限することです。
同じIPアドレスから短時間に何度も登録リクエストが送られてくる場合、機械的な不正会員登録が疑われます。
そこで、一定時間内に同一IPアドレスからの登録数に上限を設けることで、大量の不正アカウント作成を防ぎます。
ただし、家族や会社など複数人が同じネットワークを使っている場合もあるため、制限のかけ方には注意が必要です。
【対策2】SMS認証 / 電話番号認証を導入する
複数アカウント作成を防ぐ対策の2つ目は、SMS認証/電話番号認証を導入することです。
これは、会員登録時に電話番号を入力してもらい、SMSで届いた認証コードを入力させる方法です。
電話番号は1人が大量に用意することが難しいため、複数アカウントの作成に対して高い抑止効果があります。
すでに多くのアプリやサービスで導入されており、ユーザーにとってもなじみのある仕組みです。
【対策3】不正検知サービスを導入する
複数アカウント作成を防ぐ対策の3つ目は、不正検知サービスを導入することです。
人の目だけでは見抜けない不正のパターンも、蓄積されたデータをもとに検出できるのが大きな強みです。
自社でルールを一から作る必要がないため、専門知識がなくても比較的スムーズに導入できます。
初期費用や月額費用はかかりますが、不正会員登録によって発生する被害額と比べると、十分に見合う投資といえるでしょう。
複数アカウント作成を防ぎたい事業者におすすめの不正検知サービスは、『Caccoの不正検知サービスならあらゆる不正会員登録を対策できる』でご紹介しています。
Bot(ボット)による自動化攻撃を防ぐ5つの対策
人の手ではなく、プログラム(Bot)によって自動的に大量の会員登録が行われるケースも増えています。
Botによる不正会員登録は、短時間で大量に発生するのが特徴で、被害が一気に拡大しやすい点が厄介です。
ここでは、そうしたBotによる自動化攻撃を防ぐための5つの対策を紹介します。
- 【対策1】reCAPTCHA(リキャプチャ)を導入する
- 【対策2】SMS認証 / 電話番号認証を導入する
- 【対策3】同一IPアドレスからの連続リクエストを制限する
- 【対策4】人間には見えない入力フォーム項目を配置する
- 【対策5】不正検知サービスを導入する

技術的な内容も含まれますが、できるだけわかりやすく説明していきます。
【対策1】reCAPTCHA(リキャプチャ)を導入する
Bot(ボット)による自動化攻撃を防ぐ対策の1つ目は、reCAPTCHA(リキャプチャ)を導入することです。
reCAPTCHAとは、Googleが提供している無料の不正防止ツールで、人間かBotかを判定してくれる仕組みです。
「私はロボットではありません」というチェックボックスや、画像選択のクイズを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

無料で使えるため、コストをかけずに不正会員登録の対策を始めたい場合には最初の一手としておすすめです。
ただし、近年は精巧なBotによって突破されるケースも報告されているため、reCAPTCHA(リキャプチャ)単体で不正会員登録の対策が万全とは言い切れません。
他の対策と組み合わせて使うことで、より高い効果が期待できます。
【対策2】SMS認証 / 電話番号認証を導入する
Bot(ボット)による自動化攻撃を防ぐ対策の2つ目は、SMS認証 / 電話番号認証を導入することです。
Botは電話番号を自動で大量に取得することが難しいため、この認証を挟むだけで多くの自動登録をブロックできます。
導入する際は、SMS送信にかかるコストが発生する点を考慮する必要がありますが、不正会員登録による被害を防げることを考えると、コストに見合うメリットは大きいといえます。
【対策3】同一IPアドレスからの連続リクエストを制限する
Bot(ボット)による自動化攻撃を防ぐ対策の3つ目は、同一IPアドレスからの連続リクエストを制限することです。
Botによる攻撃は、同一のIPアドレスやサーバーから大量のリクエストを送ってくることが多いという特徴があります。
そのため、一定時間内のアクセス数に制限をかけることは、Bot対策としても非常に有効です。
複数アカウント対策の項目でも紹介した内容と同じ仕組みですが、Bot対策の観点からもぜひ押さえておきたいポイントです。
【対策4】人間には見えない入力フォーム項目を配置する
Bot(ボット)による自動化攻撃を防ぐ対策の4つ目は、人間には見えない入力フォーム項目を配置することです。
これは「ハニーポット」とも呼ばれる対策方法で、通常のユーザーには見えない入力欄をフォームの中にこっそり用意しておく仕組みです。
Botはフォームの構造をすべて機械的に読み取って自動入力してしまうため、この見えない項目にも情報を入力してしまいます。
もしその項目に何か入力された状態で送信された場合、Botによる不正な登録だと判断して処理を止めることができます。
【対策5】不正検知サービスを導入する
Bot(ボット)による自動化攻撃を防ぐ対策の4つ目は、不正検知サービスを導入することです。
Botによる自動化攻撃は日々進化しており、手作業のルール設定だけでは対応しきれないことも増えています。
そこで頼りになるのが、専門の不正検知サービスです。
膨大なデータをもとにBot特有の行動パターンを学習し、人間には見抜けないような不正の兆候も検出してくれます。
Bot(ボット)による自動化攻撃を防ぎたい事業者におすすめの不正検知サービスは、『Caccoの不正検知サービスならあらゆる不正会員登録を対策できる』でご紹介しています。
捨てアドなど不正メールアドレスの登録を防ぐ3つの対策
その場限りで使い捨てにできるメールアドレス、いわゆる「捨てアド」や、存在しないアドレスによる不正会員登録も多くのサイトで課題となっています。
捨てアドなど不正アドレスを登録されると、メルマガが届かないだけでなく、キャンペーンの不正利用や情報の正確な把握が難しくなることもあります。
ここでは、そうした不正メールアドレスの登録を防ぐための3つの対策を紹介します。
- 【対策1】捨てアドからの登録を弾くフィルターを設置する
- 【対策2】ダブルオプトイン(仮登録→本登録)を採用する
- 【対策3】メールアドレス確認ツールを導入する

それでは、以下で詳しく解説していきます。
【対策1】捨てアドからの登録を弾くフィルターを設置する
捨てアドなど不正メールアドレスの登録を防ぐ対策の1つ目は、捨てアドからの登録を弾くフィルターを設置することです。
世の中には、捨てアド専用のサービスとして提供されているドメインが数多く存在します。
これらのドメインをあらかじめリスト化しておき、登録時に自動でチェックして弾く仕組みを導入するのがこの対策です。
ただし、新しい捨てアドサービスは次々と登場するため、リストを定期的に更新していく必要があります。
【対策2】ダブルオプトイン(仮登録→本登録)を採用する
捨てアドなど不正メールアドレスの登録を防ぐ対策の2つ目は、ダブルオプトイン(仮登録→本登録)を採用することです。
ダブルオプトインとは、会員登録の際にまず仮登録を行い、そのメールアドレスに届いた確認メールのリンクをクリックすることで本登録が完了する仕組みのことです。
この方法なら、実際に受信できるメールアドレスでなければ登録が完了しないため、捨てアドや存在しないアドレスによる不正会員登録を大きく減らすことができます。
一手間増える分、ユーザーの離脱が心配されることもありますが、その分登録される会員の質が高まるというメリットがあります。
【対策3】メールアドレス確認ツールを導入する
捨てアドなど不正メールアドレスの登録を防ぐ対策の3つ目は、メールアドレス確認ツールを導入することです。
メールアドレス確認ツールは、入力されたアドレスが、実際に存在し受信可能な状態かどうかを自動でチェックしてくれるものです。
こうしたツールを使うことで、登録の瞬間に不正なメールアドレスかどうかを判定でき、後から気づいて対応するよりもずっと効率的です。
メールアドレスの有効性チェックの必要性や、不正アドレスの種類については以下の記事で詳しく解説しておりますので参考にしてください。
なお、捨てアドなど不正メールアドレスの登録を防ぎたい事業者におすすめのメール確認ツールは、次章のなかでご紹介しています。
Caccoの不正検知サービスならあらゆる不正会員登録を対策できる
ここまで、不正会員登録対策としてさまざまな方法をご紹介しましたが、必ず行うべき対策は専門のセキュリティツールを導入することです。
当サイトを運営するCaccoでは、不正会員登録対策に効果的なセキュリティツールをいくつか提供しています。
- ECサイトで起こるあらゆる不正を対策したい→「O-PLUX(オープラックス)」
- 人やBot(ボット)による不正な自動申込に特化した対策をしたい→「不正抽選対策プラン」
- 不正アドレスの検証・アドレスの一括クレンジングがしたい→「Mail Validator(メールバリデーター)」

以下でそれぞれのサービスについて詳しく紹介していきますので、自社の課題に合わせて、どのサービスが適しているか確認してみてください。
ECサイトで起こるあらゆる不正を対策できる「O-PLUX」
不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」は、ログインから決済までECの不正を一貫して見抜くことができるクラウドサービスです。
本記事を読んでいただいている方は、おもに自社サイトの不正会員登録を対策したいとお考えかと思います。
「O-PLUX」は、以下の画像にもある通り、端末/ブラウザ情報、IPアドレス、操作情報をもとに独自技術でリアルタイムに審査を行います。
そのため、「同一人物による複数アカウント作成」や「自動プログラムのBot(ボット)攻撃」を検知して防ぐことが可能です。
※参考:Cacco Inc.
それだけではなく、サイト運営者の懸念として挙げられる「不正ログイン」も高精度に検知してブロックすることができます。
不正会員登録対策だけではなく、サイトの入り口強化として「不正ログイン」も対策していきたい事業者には、不正検知サービス「O-PLUX」は非常におすすめです。
「O-PLUX」に興味をお持ちの事業者様は、以下をクリックしてお気軽にお問い合わせください。
人やBotによる不正な自動申込に特化した「不正抽選対策プラン」
なるべくコストを抑えて、Botによる不正な大量申込・抽選だけを対策したい場合は、O-PLUXの「不正抽選対策プラン」がおすすめです。
「不正抽選対策プラン」は、さきほど紹介した「O-PLUX(オープラックス)」の高精度な機能はそのままで、不正申込・不正抽選に特化したものです。
人気メーカーとのコラボ商品や数量限定のプレミアム商品の販売では、多くの事業者が抽選販売を採用しています。
そういった事業者の方々から、「目視チェックよりも高精度で、確認工数を大幅に削減できる自動化対策」がしたいという声が多く、2026年7月にO-PLUXから新たに「不正抽選対策プラン」が登場しました。
O-PLUXの「不正抽選対策プラン」について興味がある方は、以下をクリックしてお気軽にお問い合わせください。
不正アドレスの検証・クレンジングができる「Mail Validator」
「メール配信コストを抑えたい」「メールリストをクリーンに保ちたい」といったお悩みがある事業者には、メールアドレス登録時に自動で検証したり、メールアドレスを一括クリーニングできる「Mail Validator(メールバリデーター)」がおすすめです。
メールチェックサービス「Mail Validator」は、他社には負けない以下のような特徴があります。

※引用:Cacco Inc. |Mail Validator
もし、使い捨てアドレス(捨てアド)や存在しないアドレスで登録されると、
- 大事なメールやメルマガが届かない
- メール到達率(配信品質)が低下する
- 配信コストの無駄遣いになる
- 会員特典・キャンペーンで不正にクーポンやポイントなどを取得される
- マーケティングにおいて正確な効果測定ができなくなる
など、非常に多くのリスクが伴います。
特に、メールマーケティングを重視している事業者は、メールリストに不正なアドレスが溜まることで、どれだけ戦略を重ねてもそれが効果に結び付かないといったリスクがあります。
「Mail Validator」でメールアドレスリストをクリーンに保つことができれば、「コスト削減」「マーケティング効果の最大化」「信頼性の向上」という非常に大きなメリットが得られるでしょう。
メールチェックサービス「Mail Validator」に興味を持っていただいた事業者様は、以下をクリックしてお気軽にお問い合わせください。
もし不正会員登録を見つけたら?初動対応マニュアル
どれだけしっかりと不正会員登録を対策していても、不正を完全にゼロにすることは簡単ではありません。
だからこそ、実際に不正を見つけたときにどう動くかも、あらかじめ決めておくことが大切です。
ここでは、不正会員登録を発見した際に取るべき5つのステップを順番に紹介します。
- 【手順1】まずは被害の波を止める
- 【手順2】システムログを保全しつつ被害の全体像を調べる
- 【手順3】迅速かつ正確に関係各所へ報告・連携する
- 【手順4】不正アカウントの凍結・処理を行う
- 【手順5】二度と同じ手口を使われないための対策を行う

落ち着いて対応できるよう、あらかじめ社内でこの流れを共有しておくとよいでしょう。
それでは、具体的な手順を解説していきます。
【手順1】まずは被害の波を止める
不正会員登録を見つけたら、最初に行うべきは被害がこれ以上広がらないようにすることです。
該当するアカウントからのアクセスを一時的に制限したり、関連する機能を止めたりすることで、被害の拡大を防ぎます。
まずは「これ以上被害を増やさない」ことを最優先に考えましょう。
スピード感を持った初動対応が、その後の被害額を大きく左右します。
【手順2】システムログを保全しつつ被害の全体像を調べる
被害の拡大を止めることができたら、次はシステムのログを確保しながら、どこまで被害が及んでいるのかを調べます。
ログは原因究明や再発防止のための重要な証拠になるため、誤って消してしまわないよう注意が必要です。
いつ、どのアカウントから、どのような操作が行われたのかを時系列で整理していきます。
必要であれば、外部の専門家やセキュリティ会社の力を借りるのも1つの方法です。
【手順3】迅速かつ正確に関係各所へ報告・連携する
被害状況が把握できたら、社内の関係部署や、場合によっては外部機関への報告を行います。
経営層への報告はもちろん、場合によっては、影響を受けた可能性のあるユーザーへの案内が必要になることもあります。
報告が遅れると、対応の遅れだけでなく、信頼の低下にもつながりかねません。
正確な情報をもとに、誠実な対応を心がけることが大切です。
【手順4】不正アカウントの凍結・処理を行う
原因と被害範囲が明らかになったら、不正行為を行ったアカウントを凍結、または削除する対応を行います。
放置してしまうと、同じアカウントから再び不正が行われる可能性があるため、早めの処理が欠かせません。
【手順5】二度と同じ手口を使われないための対策を行う
一連の対応が落ち着いたら、同じ手口による不正会員登録が二度と起きないよう、恒久的な対策を検討します。
今回の事例で見つかった弱点を洗い出し、この記事で紹介したような対策の中から必要なものを導入していきましょう。
| 目的 / 防ぎたいリスク | 効果的な対策手段 |
|---|---|
| 🛡️ 複数アカウント作成防止
自作自演や特典の不正重複取得を防ぐ
|
|
| 🤖 Bot自動化攻撃防止
プログラムによる大量アクセス・連打を防ぐ
|
|
| ✉️ 捨てアド・不正メール防止
使い捨てメールや無効アドレスの登録を防ぐ
|
|
不正の手口は時間とともに変化していくため、対策も継続的にアップデートしていく必要があります。
また、社内でのマニュアル化や、担当者間での情報共有も忘れずに行いましょう。
不正会員登録を対策したい事業者から寄せられる質問3つ
ここまで、不正会員登録の悩みや具体的な対策、発見時の対応方法について紹介してきました。
最後に、実際に不正会員登録の対策を検討している事業者の方からよく寄せられる質問を3つ取り上げ、それぞれにお答えしていきます。
- 【質問1】セキュリティの強化で一般のユーザーの登録離脱につながりませんか?
- 【質問2】無料で使える「reCAPTCHA(リキャプチャ)」だけで十分ですか?
- 【質問3】自社でセキュリティツールを開発して対策することはできますか?
【質問1】セキュリティの強化で一般のユーザーの登録離脱につながりませんか?
たしかに、認証の手順が増えることで多少の離脱が発生する可能性はゼロではありません。
しかし、すべての対策が同じように負担をかけるわけではなく、ユーザーにほとんど気づかれない形で導入できるものも数多くあります。
たとえば、目に見えない入力フォームを使った対策や、裏側で自動判定を行う不正検知サービスの導入などは、正規のユーザーの利用体験にほとんど影響を与えません。
適切に設計された対策であれば、離脱への影響を抑えながら不正会員登録をしっかり防ぐことができます。
【質問2】無料で使える「reCAPTCHA(リキャプチャ)」だけで十分ですか?
reCAPTCHA(リキャプチャ)は手軽に導入できる便利なツールですが、それだけで万全とは言い切れません。
近年のBot(ボット)は技術的に進化しており、reCAPTCHA(リキャプチャ)を突破する手口も報告されています。
そのため、reCAPTCHA(リキャプチャ)はあくまで基本的な対策の1つとして位置づけ、他の対策と組み合わせることをおすすめします。
たとえば、不正検知サービスの導入と併用することで、より強固な防御体制を作ることができます。
【質問3】自社でセキュリティツールを開発して対策することはできますか?
専門の開発チームがあるなど、技術力のある企業であれば自社独自のセキュリティツールを開発して対策することも不可能ではありません。
しかし、不正の手口は日々巧妙化しており、それに対応し続けるには継続的な開発とメンテナンスの体制が必要になります。
専門のエンジニアを確保し続けるコストや、最新の不正パターンを常に把握しておく労力を考えると、決して簡単な道ではありません。
その点、専門の不正検知サービスであれば、常に最新の情報をもとにアップデートされた状態で利用することができます。
自社開発とサービス導入、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、自社のリソースに合った方法を選ぶことが大切です。
多くの企業にとっては、専門サービスを活用する方が効率的で確実な不正会員登録対策になるでしょう。
まとめ
この記事では、不正会員登録によって起こる代表的な悩みから、具体的な11の対策、発見時の初動対応、そしてよくある質問まで幅広く紹介してきました。
不正会員登録は、「同一人物による複数アカウントの作成」や「Botによる自動化攻撃」「捨てアドの利用」など、さまざまな形で発生します。
だからこそ、1つの対策だけに頼るのではなく、複数の方法を組み合わせて多層的に防いでいくことが重要です。
| 目的 / 防ぎたいリスク | 効果的な対策手段 |
|---|---|
| 🛡️ 複数アカウント作成防止
自作自演や特典の不正重複取得を防ぐ
|
|
| 🤖 Bot自動化攻撃防止
プログラムによる大量アクセス・連打を防ぐ
|
|
| ✉️ 捨てアド・不正メール防止
使い捨てメールや無効アドレスの登録を防ぐ
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自社だけで対応するのが難しいと感じた場合は、専門の不正検知サービスを活用するのも有効な選択肢です。
専門の不正検知サービスとして、今回は不正会員登録対策に最も効果的なCaccoの「O-PLUX」をご紹介しました。
今回紹介した内容を参考に、自社サイトに合った対策を少しずつ取り入れてみてください。
地道な取り組みの積み重ねが、安心して利用できるサイトづくりにつながっていきます。



