不正検知サービスの選び方|失敗しない6つの比較ポイントと導入メリット・事例を解説

不正検知・ノウハウ

「自社に合った不正検知サービスの選び方が知りたい」
「数ある不正検知サービスを比較するポイントは?」

など、不正検知サービスの導入は検討しているけど、どのサービスが自社に合うのか知りたい企業様はいませんか?

不正検知サービスは、ECサイトや金融機関などのオンライン取引において、クレジットカードの不正利用や不正ログイン(なりすまし)、転売などを自動で見つけ出し、警告やブロックを行うことができるサービスです。

不正検知サービスには、海外製や国産のものなどさまざまな種類があり、それぞれのサービスによって検知精度・費用・機能面など若干異なります。

この記事では、

  • 不正検知サービスの適切な6つの選び方
  • 不正検知サービスの「海外製」と「国産」はどう違うの?おすすめは?
  • 【業界・お悩み別】「O-PLUX」5つの導入事例

などを解説していきます。

本記事を最後までお読みいただき、自社に合った不正検知サービスを見つけて不正対策を強化していきましょう。


1万円で2週間のトライアル利用も受付中!
O-PLUXのトライアルはこちら

目次

不正検知サービスの適切な6つの選び方

不正検知サービスを選ぶときは、なんとなく有名だからという理由だけで決めてしまうと、あとで「うちの会社には合わなかった」と後悔することがあります。

ECサイト運営やお客様の個人情報を扱う企業にとって、不正注文や不正ログイン対策は欠かせません。

しかし世の中にはたくさんの不正検知サービスがあり、それぞれ特徴が違います。

ここでは、選び方で失敗しないための6つのポイントを紹介します。

  • 【1】自社に合った検知方式であるか
  • 【2】判定基準を柔軟にチューニングできるか
  • 【3】自社の月間決済件数に対して適切なコスト構造か
  • 【4】自社のカートシステムとスムーズに連携できるか
  • 【5】質の高いブラックリストや行動データを保有しているか
  • 【6】自社と同じ業界での導入実績が豊富か

自社の状況と照らし合わせながら、比較する視点を持って読んでみてください。

【1】自社に合った検知方式であるか

選び方のポイントとして、まずは自社の商品やお客様の傾向に合う検知方式かどうかを確認することです。

不正検知サービスには、

  • 膨大な取引データをAIが学習し、リアルタイムにリスクをスコア化(点数化)して不審な動きをチェックする方式
  • 複数の情報・条件をルールに沿ってチェックする方式
  • ブラックリストを共有・照合する方式
  • これらが組み合わさった方式

など、いろいろな「検知の仕組み」があります。

この検知方式が自社の商売のやり方に合っていないと、正しい注文まで止めてしまったり、逆に怪しい注文を見逃してしまったりします。

営業担当者に自社の状況を伝えて、複数のサービスを比較してみるのが良いでしょう。

【2】判定基準を柔軟にチューニングできるか

セール時期やキャンペーンによって注文の傾向は変わるため、判定の基準を自社の状況に合わせて調整できるかどうかは、とても重要な選び方のポイントです。

判定基準を変更できない不正検知サービスだと、状況が変わったときにうまく対応できなくなってしまいます。

逆に、柔軟に判定基準をチューニングできる不正検知サービスであれば、無駄な誤検知を減らしながら不正はしっかり防げます。

比較する際は、「どのくらい細かく設定できるか」も確認しておくと安心です。

なお、『Caccoの不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」とは』で紹介している不正検知サービスは、判定基準を柔軟にチューニングできるため、セール時期やキャンペーンによって注文の傾向が変わる事業者には非常におすすめのサービスです。

【3】自社の月間決済件数に対して適切なコスト構造か

不正検知サービスの料金は、月間の決済件数に応じて料金が変わるものもあれば、固定料金のものもあります。

選び方のポイントとしては、今の決済件数だけでなく、今後注文数が増えた場合の料金も確認しておくことです。

自社の注文数に対して料金が割高になってしまうと、せっかく導入しても負担が大きくなってしまいます。

複数の不正検知サービスを比較して、コストと効果のバランスが取れているかを見極めましょう。

【4】自社のカートシステムとスムーズに連携できるか

不正検知サービスは、自社のショッピングカートや決済システムと組み合わせて使うため、今使っているシステムとスムーズに連携できるかどうかは、とても大事な選び方のポイントです。

連携がうまくいかないと、導入までに時間がかかったり、余計な開発費用がかかったりすることがあります。

選ぶときは、自社のカートシステムに対応しているか、事前にしっかり確認しましょう。

連携しているカートが豊富な不正検知サービスであれば、安心して任せることができます。

なお、『Caccoの不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」とは』で紹介している不正検知サービスは、以下のカートシステムと連携しているため、スムーズに導入を進めることができます。

【5】質の高いブラックリストや行動データを保有しているか

その不正検知サービスがどれだけ多くの情報を持っているかも、選び方のポイントの1つです。

過去に不正が行われた情報(ブラックリスト)や、お客様の行動データをたくさん持っているサービスほど、怪しい注文を見つけやすくなります。

比較する際は、データの量だけでなく、更新の頻度もチェックしておくと安心です。

なお、『Caccoの不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」とは』で紹介している不正検知サービスは、12万サイト以上の不正・行動データを持っているため、高精度に怪しい注文を見つけ出すことができます。

【6】自社と同じ業界での導入実績が豊富か

自社と同じ業界での導入実績が豊富であるかも、不正検知サービスを選ぶ際のポイントです。

業界によって、不正の手口や注文の傾向は大きく異なります。

たとえば美容業界であれば、複数アカウントを作成して初回限定品を不正購入されやすかったり、高額商品を扱う業界であれば、クレジットカードの不正利用が発生しやすいです。

同じ業界での導入実績が豊富な不正検知サービスであれば、その業界特有の不正パターンにも詳しく、安心して任せられます。


1万円で2週間のトライアル利用も受付中!
O-PLUXのトライアルはこちら

不正検知サービスの「海外製」と「国産」はどう違うの?おすすめは?

不正検知サービスには、海外の会社が作った「海外製」のものと、日本の会社が作った「国産」のものがあります。

海外製のサービスは、幅広いデータを持っていることが強みですが、日本ならではの商習慣や決済方法には対応しきれない場合があります。

一方、国産の不正検知サービスは、日本のEC事情やお客様の行動パターンに合わせて作られているため、日本国内での不正検知に強い傾向があります。

また、サポート面においても国産の不正検知サービスの方が丁寧でスムーズに受けられるという安心感もあります。

海外製と国産、それぞれの不正検知サービスのメリットを比較したうえで、自社が主に日本国内で商売をしているのであれば、国産のサービスがおすすめです。

選び方に失敗したくないなら「Cacco(かっこ)」にご相談ください

※引用:O-PLUX|Cacco Inc.

ここまで不正検知サービスの選び方を紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、不正検知の専門家である「Cacco(かっこ)」に、ぜひご相談ください。

Caccoは不正検知サービスを開発・提供しており、相談から導入・運用までお任せできます。

以下では、Caccoの不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」について詳しく解説します。


1万円で2週間のトライアル利用も受付中!
O-PLUXのトライアルはこちら

Caccoの不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」とは

Caccoの不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」は、ログインから決済までECの不正を一貫して見抜くことができるサービスです。

「O-PLUX」には、不正ログインや不正会員登録をリアルタイムに検知できる「O-PLUX Account Protection」と、カード不正利用や悪質な転売など不正注文やクレジットマスターなどを検知・ブロックできる「O-PLUX Payment Protection」をご用意しています。

【O-PLUX Account Protection の概要】

※参考:Cacco Inc.

【O-PLUX Payment Protection の概要】

※参考:Cacco Inc.

なお、「O-PLUX Account Protection」と「O-PLUX Payment Protection」をどちらも導入して、不正ログインから不正注文まで網羅的に対策することも可能です。

また、「O-PLUX」は12万サイト以上の不正データを蓄積しており、それをもとに高い精度で怪しい注文を見つけ出します。

このように豊富なデータを持っていることで、どの不正検知サービスよりも素早く最新の不正手口を学習し、対応することもできます。

また、判定基準を柔軟にチューニングできる点も魅力で、自社の状況に合わせた運用がしやすくなっています。

さらに、既存のカートシステムとの連携もスムーズに行えるよう工夫されているため、導入するまでの期間やコストを抑えることができます。

もちろんのことながら、「O-PLUX」は国産のサービスなので、日本語でのサポート体制も充実しています。

「O-PLUX」についてもっと話しを聞いてみたい企業様は、以下をクリックしてお気軽にお問い合わせください。


1万円で2週間のトライアル利用も受付中!
O-PLUXのトライアルはこちら

次章では、実際に「O-PLUX」がどのように活用されているのか、具体的な事例を紹介します。

【業界・お悩み別】「O-PLUX」5つの導入事例

不正検知サービスを選ぶときに参考になるのが、実際の導入事例です。

ここでは、5つの業界の「O-PLUX」導入事例を紹介します。

  • 【事例1】アパレル業界|青山商事株式会社(洋服の青山)
  • 【事例2】食品業界|株式会社鎌倉紅谷(クルミっ子)
  • 【事例3】美容業界|DINETTE株式会社
  • 【事例4】高額商品を扱う業界|株式会社カメラのキタムラ
  • 【事例5】チケット業界|ぴあ株式会社(チケットぴあ)

業界ごとに不正の手口や悩みは異なりますが、共通して言えるのは「導入してよかった」という声が多いことです。

ぜひ自社の状況と照らし合わせながら読んでみてください。

【事例1】アパレル業界|青山商事株式会社(洋服の青山)

※引用:O-PLUX導入事例|青山商事株式会社

洋服の青山でおなじみの青山商事株式会社様では、お直しが不要なレディーススーツやコート、バッグなどがクレジットカードの不正利用や転売のターゲットにされていました。

チャージバックになった注文の連絡先に電話をかけたり、住所をWebで調べたり、警察に連絡したりといろいろ手を尽くしておられましたが、担当者の工数増加がネックとなり、どうしたものかと頭を悩ませていたとのことです。

そこで、ECサイトでの不正注文対策として「O-PLUX」を導入していただきました。

「O-PLUX」を選んでいただいた理由としては、システム間で直接連携せずともCSVファイルを管理画面からアップロードすることで審査できる点に大きな魅力を感じたそうです。

「O-PLUX」導入後は、

  • 大幅な工数削減ができた
  • 大きくチャージバックを削減できた
  • 大きな費用対効果が出ている
  • 不正対策全般に対する突然の質問などにも丁寧に対応してくれる

など、大変効果を実感していただけています。

このように、アパレル業界ではクレジットカードの不正利用による「なりすまし注文」が課題になりやすい傾向があります。

「目視でのチェックに時間がかかっている」など、スタッフの負担を軽減したいとお考えの企業様は、ぜひ青山商事株式会社様の導入事例を参考にして「O-PLUX」を検討してみてください。

青山商事株式会社様の導入事例は、こちらから詳細を確認することができます。

【事例2】食品業界|株式会社鎌倉紅谷(クルミっ子)

※引用:O-PLUX導入事例|株式会社鎌倉紅谷様

鎌倉銘菓「クルミっ子」で知られる株式会社鎌倉紅谷様では、実店舗・ECともに連日完売が続く人気の一方で、悪質な購入による転売問題に頭を悩ませていました。

不自然な大量アクセスを検知した際、 手動でアクセスできないように対応したり、すぐにアクセスをブロックするための専用システムを導入して対応していましたが、スタッフの負担は非常に大きかったといいます。

また、大量アクセスがあるだけでオーソリ料金も上乗せ請求されるので、無駄なコストもけっこうかかっていたとのことです。

そこで、カード不正利用や転売対策として「O-PLUX」を導入していただきました。

「O-PLUX」を選んでいただいた理由としては、

  • 導入社数が多く信頼性が高いこと
  • 転売対策の部分など細かいチューニングができる
  • 空室情報や海外転送サービス判定ができる外部のデータベースと連携している
  • 利用企業の不正注文を共有ネガティブデータベースとして 審査に活用できる

などです。

「O-PLUX」導入後は、

  • クレジットカード不正利用の検知率が大幅に改善できている
  • 作業時間を1割以上削減出来ている

と、大変効果を実感していただけています。

食品業界は、ギフト需要が多く、注文が集中しやすい時期があるという特徴があります。

注文が増える時期には、不正注文も紛れ込みやすくなるため、しっかりとした不正検知の仕組みが必要です。

「セールやイベント時期は不正注文が増える」などとお悩みの企業様は、ぜひ株式会社鎌倉紅谷様の導入事例を参考にして「O-PLUX」を検討してみてください。

株式会社鎌倉紅谷様の導入事例は、こちらから詳細を確認することができます。

【事例3】美容業界|DINETTE株式会社

※引用:O-PLUX導入事例|DINETTE株式会社様

若い女性から圧倒的な支持を得るコスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」を展開するDINETTE株式会社様では、不正かどうか判断がつかない取引が毎週10~20件ほどあり、対応に大変苦労していました。

当初は、通常の業務をこなしながら1日に1~2時間ほど時間を不正対策に費やしていたとのことです。

そこで、EC事業者間で評判の良かった「O-PLUX」を導入していただきました。

「O-PLUX」を選んでいただいた理由としては、

  • 高精度な不正検知がリアルタイムでできること
  • クレジットカードの不正利用と悪質転売の2つの対策が同時に行えること
  • 最新の不正手段や傾向がすぐにシステムに反映されること
  • 機能や検知精度が常にアップデートされていくこと

などです。

「O-PLUX」導入後は、

  • 毎週のようにきていた決済代行会社からの問い合わせがなくなった
  • 多いときは月に10万円ほどあったチャージバックもゼロになった
  • 業務効率化という目標が達成できている

など、大変効果を実感していただけています。

美容業界の商品は単価が高いものも多く、不正利用のターゲットになりやすい傾向があります。

「クレジットカードの不正利用に悩んでいる」「初回限定品を転売されて困っている」などお悩みの企業様は、ぜひDINETTE株式会社様の導入事例を参考にして「O-PLUX」を検討してみてください。

DINETTE株式会社様の導入事例は、こちらから詳細を確認することができます。

【事例4】高額商品を扱う業界|株式会社カメラのキタムラ

※引用:O-PLUX導入事例|株式会社カメラのキタムラ

写真・カメラ用品でおなじみの株式会社カメラのキタムラ様では、高額商品を扱う業界特有の不正に悩んでいました。

カメラは換金性も高く、他人のクレジットカードを不正利用して購入し、転売されるという手口の被害に遭いやすいです。

早い時期から3Dセキュアも導入して不正対策を強化していましたが、有人での目視チェックも必要で、生産性も悪いし精度も十分ではないという課題を抱えておられました。

そこで、3Dセキュアと併用するかたちで「O-PLUX」を導入していただきました。

「O-PLUX」を選んでいただいた理由としては、

  • 事業領域に対して求める基準のリスク回避ができること
  • コストパフォーマンスに優れていること

などです。

「O-PLUX」導入後は、

  • 課題のひとつだった目視チェックが解消された
  • REVIEW判定がほぼなくなった
  • 「O-PLUX」でOK判定だったものでチャージバックの請求が発生したものはない

と、大変効果を実感していただけています。

カメラなどの高額商品は、不正転売や不正注文のターゲットになりやすいという悩みがあります。

「自社が扱う高額商品が不正注文の被害に遭っている」などお悩みの企業様は、ぜひ株式会社カメラのキタムラ様の導入事例を参考にして「O-PLUX」を検討してみてください。

株式会社カメラのキタムラ様の導入事例は、こちらから詳細を確認することができます。

【事例5】チケット業界|ぴあ株式会社(チケットぴあ)

※引用:O-PLUX導入事例|ぴあ株式会社

音楽、演劇、スポーツなど年間約16万公演、7,000万枚のチケット販売を行うぴあ株式会社様では、販売開始時にアクセスが大量に集中するためお客様の利便性を損なわずに、第三者からのなりすましログインを見分けることに限界を感じていました。

そこで、「チケットぴあ」サイトで不正ログイン対策として「O-PLUX」(旧サービス名:O-MOTION)を導入していただきました。

「O-PLUX」を選んでいただいた理由としては、

  • 手厚いサポートと対応のスピーディーさ
  • 機械的なログインやアクセスをきちんと検知できたこと

など、期待通りの効果と自分たちがやりたかったことができたことで本導入に至りました。

「O-PLUX」導入後は、

  • お客様からの操作に関する問い合わせがほとんどない(=ユーザーの利便性が損なわれることがなかった)
  • 不正アクセスが発生していない
  • いつもとは異なるログインが検知された際にアラートをもらえることが特に便利
  • 運用負荷について大幅に削減できている

など、効果を大変実感していただけています。

チケット業界では、不正な手段(botなど)で大量にチケットを購入し、高額で転売するといった問題が起きやすい特徴があります。

「チケットの転売を防ぐことができない」とお悩みの企業様は、ぜひぴあ株式会社様の導入事例を参考にして「O-PLUX」を検討してみてください。

ぴあ株式会社様の導入事例は、こちら(導入きっかけ編)とこちら(導入実績編)から詳細を確認することができます。

なお、その他の「O-PLUX」導入事例については、以下からも確認できますので、ぜひ導入検討の参考にしてください。

\導入企業様のインタビューを公開中!/
導入事例一覧はこちら


1万円で2週間のトライアル利用も受付中!
O-PLUXのトライアルはこちら

そもそも、不正検知サービスを導入するメリット6つ

ここまで、不正検知サービスの選び方や事例を紹介してきましたが、あらためて不正検知サービスを導入するメリットを整理しておきましょう。

ここでは、不正検知サービスを導入する6つのメリットを紹介します。

  • 【メリット1】直接的な金銭被害を最小限に抑えられる
  • 【メリット2】目視チェックの削減で業務効率化できる
  • 【メリット3】出荷スピードが向上する
  • 【メリット4】「カゴ落ち(誤検知)」を防ぎ、売上を最大化できる
  • 【メリット5】悪質転売・買い占め・不正アカウント作成も防げる
  • 【メリット6】カード会社からの信頼を得られる

導入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

【メリット1】直接的な金銭被害を最小限に抑えられる

不正検知サービスを導入する1番のメリットは、なんといっても金銭的な被害を防げることです。

不正なクレジットカードでの注文が通ってしまうと、商品を発送したのにお金が入らないという被害が起きてしまいます。

こうした被害は、1件だけならまだしも、積み重なると会社の経営にも大きな影響を与えます。

たとえば、低単価の大手ECの前提条件として、

  • 月商: 5億円(年商60億円)
  • 月間注文数: 100万件(平均単価 500円)
  • 粗利益率: 70%(原価率30%=原価150円)
  • チャージバック手数料: 1件あたり 1,500円
  • 送料・発送実費: 1件あたり 300円
  • 対応人件費・調査費: 1件あたり 500円

であり、不正注文対策ができていない、または甘い場合に発生する被害額は以下のようになります。

不正注文の割合 月間の不正件数 不正注文の決済金額(年間) 実質年間損害額
0.1% 1,000件 / 月 600万円 約 2,900万円
0.5% 5,000件 / 月 3,000万円 約 1億4,700万円
1.0% 10,000件 / 月 6,000万円 約 2億9,400万円

不正検知サービスを使えば、怪しい注文を早い段階で見つけて止めることができるため、被害額を最小限に抑えることができます。

【メリット2】目視チェックの削減で業務効率化できる

メリットの2つ目は、注文情報の目視チェックによる担当者の負担を減らせることです。

不正注文のチェックを人の目で行っていると、非常に時間がかかり、担当者の負担も大きくなります。

不正検知サービスを導入すれば、担当者は本当に確認が必要な注文だけに集中できるようになります。

これにより、空いた時間を接客やサービス改善など、他の業務に使えるようになるでしょう。

【メリット3】出荷スピードが向上する

メリットの3つ目は、正常な注文をスピーディーに出荷できるようになることです。

不正注文かどうかの確認に時間がかかっていると、正しい注文をしたお客様まで待たせてしまうことになります。

不正検知サービスを導入すると、注文が入ってから不正かどうかの判定が自動ですぐに行われるため、スピーディーな出荷が可能です。

出荷スピードの向上は、お客様満足度のアップ・リピート注文にもつながるため、ぜひ不正検知サービスの導入を検討しましょう。

【メリット4】「カゴ落ち(誤検知)」を防ぎ、売上を最大化できる

メリットの4つ目は、誤検知を防ぎ、売上をきちんと確保しながら不正だけをピンポイントに防げることです。

不正検知の基準が厳しすぎると、本当は問題のない注文まで止めてしまう(=誤検知)ことがあります。

誤検知が多いと、お客様が「なぜか注文できない」と感じて、購入を諦めてしまう「カゴ落ち」につながってしまいます。

カゴ落ちとは:ECサイトでお客様が商品をカートに入れたものの、購入手続きを完了せずにサイトから離れてしまうこと

せっかく買う気になってくれたお客様を逃してしまうのは、大きな機会損失になるため、不正検知サービスを比較する際には誤検知の少なさも選び方の大事なポイントです。

カゴ落ちを防ぐ方法については、以下の記事でも詳しく解説しておりますので参考にしてください。

【メリット5】悪質転売・買い占め・不正アカウント作成も防げる

メリットの5つ目は、悪質転売・買い占め・不正アカウント作成など怪しい購入パターンやアカウントの動きを見つけて未然に防げることです。

こうした行為は、本当に商品を必要としているお客様の機会を奪ってしまいます。

幅広い種類の不正に対応できることも、不正検知サービスを導入する大きなメリットです。

悪質転売や買い占め、不正アカウント作成を防ぐために不正検知サービスが必要な理由については、以下の記事でも詳しく解説しておりますので興味がある方はお読みください。

【メリット6】カード会社からの信頼を得られる

メリットの6つ目は、カード会社からの信頼を得られることです。

クレジットカードの不正利用が多いお店だと判断されると、カード会社からの評価が下がり、決済承認率の低下を招く恐れがあります。

決済承認率とは:ECサイトなどでクレジットカードなどの電子決済が試行された総数のうち、カード会社(発行会社)によって正常に支払いが承認・通過した割合を示す指標のこと

※参考:Cacco Inc.

また最悪の場合、クレジットカードの決済手数料が値上げされたり、カード決済自体が使えなくなるリスクもあります。

不正検知サービスを導入して不正利用をしっかり減らすことは、カード会社からの信頼を維持することにもつながります。

なお、決済承認率が低下してしまう詳しい理由や、決済手数料が値上げされる原因については、以下の記事でも解説しておりますので参考にしてください。

不正検知サービスの選び方についてよくある質問4つ

最後に、不正検知サービスの選び方について、よくある質問をまとめました。

  • 【質問1】導入にはどのくらいの開発期間がかかりますか?
  • 【質問2】不正検知サービスは誤検知の心配はないですか?
  • 【質問3】3Dセキュアを導入していても不正検知サービスは必要ですか?
  • 【質問4】不正被害が少ない中小規模のECでも導入する価値はありますか?

それぞれ分かりやすく回答していますので、ぜひ参考にしてください。

【質問1】導入にはどのくらいの開発期間がかかりますか?

導入にかかる期間は、不正検知サービスや自社のシステムの状況によって変わります。

また、すでにあるカートシステムとの連携のしやすさによっても期間は変わってきます。

『【4】自社のカートシステムとスムーズに連携できるか』でも紹介したように、連携のしやすい不正検知サービスを選べば、開発期間・コストを抑えることができます。

急いで導入したい場合は、事前にどのくらいの期間が必要か、しっかり確認しておきましょう。

【質問2】不正検知サービスは誤検知の心配はないですか?

質の高いデータを持ち、判定基準を柔軟にチューニングできる不正検知サービスであれば、誤検知はかなり減らすことができます。

『【2】判定基準を柔軟にチューニングできるか』でも紹介したように、自社の状況に合わせて基準を調整できるかどうかが重要です。

不正検知サービスの導入後も、運用しながら基準を見直していくことで、精度をさらに高めていけます。

【質問3】3Dセキュアを導入していても不正検知サービスは必要ですか?

3Dセキュアだけでは防ぎきれない不正も存在するため、不正検知サービスの導入は必要です。

たとえば、悪質な転売や買い占め、不正なアカウント作成などは、3Dセキュアの対象外です。

また、最近では手口が巧妙化しており、クレジットカードの不正利用も3Dセキュアだけでは完全に防ぐことは難しくなっています。

不正検知サービスを併用することで、3Dセキュアではカバーしきれない部分もしっかり対策できます。

【質問4】不正被害が少ない中小規模のECでも導入する価値はありますか?

早い段階から不正検知サービスを導入しておくことで、被害を未然に防ぎやすくなります。

「うちは規模が小さいから大丈夫」と考える方もいるかもしれませんが、不正被害は会社の規模に関係なく起こります。

むしろ、対策が手薄になりやすい中小規模のECサイトが狙われるケースも少なくありません。

一度不正被害にあってしまうと、金銭的な損失だけでなく、対応に多くの時間もかかってしまいます。

規模が小さいうちから不正検知サービスを導入して対策しておくことは、将来的な安心にもつながるでしょう。


1万円で2週間のトライアル利用も受付中!
O-PLUXのトライアルはこちら

まとめ

不正検知サービスの選び方について、6つのポイントや導入事例、メリット、よくある質問を紹介してきました。

不正検知サービスを選ぶときは、

  • 【1】自社に合った検知方式であるか
  • 【2】判定基準を柔軟にチューニングできるか
  • 【3】自社の月間決済件数に対して適切なコスト構造か
  • 【4】自社のカートシステムとスムーズに連携できるか
  • 【5】質の高いブラックリストや行動データを保有しているか
  • 【6】自社と同じ業界での導入実績が豊富か

という6つの視点で比較することが大切です。

また、海外製と国産の違いを理解し、自社の状況に合ったサービスを選ぶことも重要なポイントです。

さまざまな業界の導入事例からも分かるように、不正検知サービスは業種を問わず役立つ仕組みです。

金銭被害を防ぐだけでなく、業務効率化やお客様との信頼関係づくりにもつながります。

不正検知サービスの選び方に迷ったときは、専門家であるCacco(かっこ)に相談するのも良い方法です。

自社に合った不正検知サービスを見つけて、安心して事業を続けていきましょう。


1万円で2週間のトライアル利用も受付中!
O-PLUXのトライアルはこちら

関連記事