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インターン体験記

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就活で話すことには困らないかっこのインターンシップ経験!

かっこのデータサイエンス事業部でインターンシップに参加している、北陸先端科学技術大学院大学修士2年の村越裕太です。

私は現在大学院で自然言語処理の研究をしています。研究内容は、投稿されたホテルレビューに対して、自動的に返信を生成できるようなモデルの構築です。かっこでのインターンで業務に取り組み始めたのは2020年の10月で、もうすぐ3年ほどになります。

かっこで行ってきたことは主に開発案件で、コードの設計・実装・コードレビュー・テストなどを一気通貫で2~3ヶ月程度のスパンで行うのをここ2年くらいやってきました。

今でこそ開発の設計からテストまで任せてもらえるレベルになっていますが、インターンを始めた頃の自分はpythonを大学の講義で少し触ったくらいで、具体的に開発をするノウハウなどは全くありませんでした。

そんな私がなぜかっこでインターンを始めようと思ったか、またインターンでどのようなことを学んだか、就活でどのように役だったかなどをみていきたいと思います。

インターンを始めたきっかけ

私がインターンを始めたきっかけは、講義で知ったプログラミングを実践にも活かしたいと思ったのと、ぶっちゃけた話をすると就活で役に立ちそうだったからです。

1つ目の動機に関しては、講義で習ったプログラミングで、人手でやると終わらないような作業も機械だと一瞬で終わらせることができることに魅力を感じ、現場ではこのような魅力的なものがどのようにして活用できるのか、興味がありました。

それとは別に当時学部3年だった私は、就活に対して漠然とした不安を抱いていました。当時は文系で理系の大学院に行こうとしており、希望としてはなんとなくITエンジニアになろうと思っていました。しかし、それまでサークル活動に力を入れることもなく、かといって勉学に力を入れてきたというわけでもなく、学部当時は文系だったためITエンジニアになるにしても学部で学んだことは特に活かせそうになさそうでした。そのため修士1年の夏あたりから就活が始まることを考えると、今のうちにITの実務経験のようなものを積んだ方がいいと考えました。

そんなわけで私は、プログラミングをあまり知らなくてもOKなかっこのインターンに惹かれ、応募しました。

作業風景

業務時の作業風景

かっこで学んだ本当に重要なスキル

普通かっこのようなIT系の長期インターンで期待することといえば、IT技術の習得だと思います。私自身もインターンを始めた頃はそうでした。そしてもちろんかっこでは、Python・SQL・シェルスクリプト・Linux・Docker・GitなどのIT技術を十分に習得できます。また、分からないエラーが出たらすぐウェブ検索にかけるとか、分からなくてもとりあえず手を動かしてみるなど、今となっては当たり前でもインターンを始める前ではあまり意識していなかったことも身につくようになり、このようなスキルは研究でもかなり役に立っています。

しかし、今となってはそれらよりITエンジニアにとって重要で、また就活でもよく質問されたことは、プロジェクトの進め方や、プロジェクトを進めるにあたっての心構えに関するものです。

まず感じたことは、コミュニケーションの重要性です。このように表現するとかなり月並みな言い方になってしまいますが、実際にプロジェクトを進めるとかなり実感します。

例えば振られた作業を実際にやるとなった時、作業を行うチケット・どのGitのブランチで始めるかなどを伝え、また現在どのような作業をやっているかなどもこまめに報告しないと、他のメンバーや社員の方との連携がスムーズにできなくなってしまいます。また、作業で詰まったところがあれば、現在自分はどのようなコードを書いてどのようなコマンドを打って、どのようなエラーが出たかということを報告し、相手が応じやすいようにする必要があります。かっこのインターンでは、このように「相手に伝わりやすいコミュニケーションのやり方」が身につくと思います。

また、かっこである程度長く働くと、社員さんからプロジェクトのリーダー的なものを任されるようになり、かっこに入って日が浅いインターン生のOJTも一緒にやることになると思います。そこで意識したのは、こまめに進捗を聞くことと、分からない箇所があったらすぐ聞いてもらえるような、いわゆる「心理的安全」を確保することです。

そのために、進捗を聞く際に「何か些細なことでも質問あればいつでも聞いてください!」といって質問するハードルを下げたり、こまめにコードレビューをすることを心がけていました。

といっても初めからこれができていたわけではなく、初めの頃は進捗管理を怠った結果、他のインターン生が書いたコードが動かず、自分が巻き取って作業してしまうなどの失敗もありました。このような失敗の経験も、面接で話すエピソードとなりました。

石川県の車で走れる砂浜

大学院のある石川県には車で走れる砂浜があります

就活で反応のよかったインターン経験

私は修士1年の6月頃から就活を始め、主に自社開発系の会社に絞って応募しました。その際の面接で話すこと(いわゆるガクチカ)は、もちろんかっこでの経験です。

数社受けて必ず聞かれたのは、「プロジェクトを進める上で工夫したこと」と「プロジェクトを進める中での失敗経験」でした。そこで前述したような話をすると、「本当に相手のことを考えて行動してることが伝わった」「失敗したことを生かして次につなげていることが伺えた」など良い反応をいただけました。

私が最終的に内定承諾をさせていただいた会社では、最終面接の際に社長さんから「新卒ではなく実務経験のある中途の人と話しているように感じた」という言葉をいただきました。

これからかっこでインターンを始める人たちへ

来年の4月から、自社開発系の会社でエンジニアとして働き始めます。就職先の企業でも、上記のようなスキルは必ず役に立つと思っています。

もしかっこに入っておらず、実務経験を積めていなかったら間違いなくここまでスムーズに就活を進めることはできなかったので、かっこ株式会社には本当に感謝しています。

かっこ株式会社でインターン経験を積めば、まず就活で話すことには困らないと思います。私自身、応募した時はほぼプログラミング経験はありませんでしたが、技術は研修や業務の中で積むことができるので、不安に思わずまずは応募してみましょう!

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