インターンシップに参加するまで、データ分析経験が殆どなかったという、東工大修士2年の長峯くん。
果たして、かっこのインターンシップ参加は、彼にとってどんな体験だったのでしょうか。
今は、分析チームに貢献する学生メンバーに成長した、長峯くんの体験記です。
就活を切っ掛けに興味をもったインターン
かっこのデータサイエンス事業部でインターンシップに参加している東京工業大学工学院修士2年の長峯諒太朗です。
私は学部時代の研究で強化学習(AIの一種)を無線通信に応用した研究を行なっていました。
この経験からAIに興味を持ち、大学院でちょうどAI・データサイエンス教育が始まったこともあり、授業でデータサイエンスを学び始めました。
また、当時就職活動を行う中で、多くの企業がデータ活用に力を入れているということを知りました。
これらがきっかけとなり、データを用いたビジネス課題の解決に興味を持ち、インターンを探し始めました。
インターン応募前は、研究でのLinuxの使用と独学でのPythonの勉強経験があった程度で、データ分析の経験はほとんど無かったのですが、かっこの求人に「経験があまりなくても自ら進んで学習する意欲があれば問題ない」という記載があったので、思い切って応募しました。
インターンを通して実感した3つの成長
かっこでのインターンを通して成長したことは、大きく分けて3点あります。
1点目は、技術的なスキルです。
かっこのインターンを通して経験した技術は、Python、SQL、Gitです。
前述したように、インターン応募前は分析経験はほとんどなく、Pythonの基礎を知っている程度でしたが、試用期間で業務に必要な分析の流れやSQLの基礎を学ぶことができました。
試用期間後は、分析案件で日常的にPython, SQL, Gitを使用していて、インターン生同士でコードのレビューなどインターンならではの経験を通して、より成長を実感しています。
インターンでの経験は大学院での研究にも役立っており、シミュレーションを行い結果を可視化するコードを以前よりスムーズに書けるようになりました。
2点目は説明能力です。
分析案件では自分が担当した作業のスライドを作成することがあります。
その際に、かっこでどのような分析を行なったのか分かりやすく記載する必要があります。
また、説明能力は分析を進めていく中でも必要になります。
自分が担当している作業を途中で他のインターン生へ引き継ぐ際に、チケットという作業管理ツールに自分が行った作業を記載するのですが、説明をしっかり書かないと誤解や時間のロスが生じます。
そこで、日々の業務でもできるだけ分かりやすい説明を心がけています。
3点目は自己管理能力です。
リモートワークでは、作業中の詰まりなど思わぬところで時間をかけてしまいがちです。
そこで、今やっている作業を大体何時までに終わらせるという目安を立てたり、リモートワーク下でも学生インターンを主戦力としてバリバリ活用するための極意に記載のように細かい報告を意識的に行なっています。
就職してからもリモートワークの機会はあると思うので、上記のような癖づけはこれから社会に出ても非常に役に立つと思います。
理想的なリモート環境と、おおきな裁量権が成長の糧に
前述のスキルが身についた理由は2点あります。
1点目は、リモートワークに適した環境と雰囲気があるからです。
かっこでは、インターン生が効率よく業務の流れを学べるように、多くのGoogleドキュメントが用意されています。
これは私が入社した際にはすでに充実しており、かっこで働く際に必要なことを効率的に学ぶことができました。
また、オンライン会議を繋いでおくことで、リモートでも擬似的な対面環境で作業をするということもやっています。
作業に詰まり自分で解決できそうにない時には、対面時と同様に気軽に上司や他のインターン生に聞くことができるので時間のロスが少なく作業をすることができます。
2点目はインターン生にも裁量権が与えられるからです。
かっこでは、ただ分析をするのではなく、結果から何が言えそうかなどをインターン生が考える機会が多くあります。
また、分析の途中で他の分析が必要そうだと思ったら、インターン生から提案することもできます。
このように、与えられた作業をこなすのではなく、インターン生が自ら考えて実際に手を動かすことできるので、大きく成長することができます。
自ら学ぶ姿勢があれば、大きく成長できる
私にとってかっこでのインターンは、技術的にも人間的にも大きく成長できる場です。
インターンでは独学や学校の授業とは異なり、クライアントの課題を解決するという明確な目標があるため、業務時間に集中して分析を行うことができ、その分大きく成長することができます。
また、説明能力や自己管理能力など、社会人になってからも役立つスキルを実際のビジネスの現場で身につけることできます。
このように、かっこのインターンはデータサイエンスが専門でなくても、自ら学ぶ姿勢があれば大きく成長できる環境が整っています。
データサイエンスやAIが専門の方はもちろん、専門ではないが興味はあるという方もぜひ挑戦してみてください。