かっこのデータサイエンス事業部でインターンシップに参加している、一橋大学商学部4年の宮本岳です。2年生の夏ごろからかっこでインターンを始め、2年と少しお世話になっています。
私が大学で学んでいる商学は文系に分類される学問で、一見するとデータサイエンスとは程遠い分野のように感じると思います。しかし、文系学生の私が未経験のままかっこのインターンに飛び込んだことで、多くの学びと経験を得ることができ、それらを就活に生かすことができました。
今回は、文系の私がかっこでインターンを始めたきっかけから、インターンを通じて得たこと、それが就活に活かせた経験をお伝えしたいと思います。
インターンを始めたきっかけ
インターンを始めようと思った最初のきっかけは、1年の後期に所属したゼミでした。それまでの私は、単位のために授業を受け、バイトをしてお金を稼いで友達と遊びに行くという平凡な大学生活を送っていました。
しかしそのゼミで出会った学生たちは、1年生のときから企業訪問に行ったり長期インターンに参加したりしている人たちばかりでした。その出会いを機に自分の中に漠然とした不安が芽生え、自分も何かしなきゃ!と考えるようになったのです。
2年次ではビッグデータとDX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマにしたゼミに所属しました。そこで社会科学の分野でもデジタル領域の重要性が増していることを知り、データサイエンスなどのキーワードに興味を持つようになりました。そんな中サイトなどで長期インターンを探していて、かっこのインターンの募集を見つけたのです。
商学部に所属する私が、データサイエンスの領域にまったくの未経験で飛び込むのにはかなり勇気が要りましたが、要項に未経験でも応募できるとあったことと、当時私と同じように文系出身でかっこのインターンに参加した方の体験記が掲載されていて、それを読んだことで背中を押され、応募を決意しました。
インターンで本格的な実務を複数経験
かっこのインターンでは主にWebアプリのマーケティングツールの開発プロジェクトと、データ分析のプロジェクトに参加させていただきました。
マーケティングツール開発では、インフラの構築からデータベースの設計、集計の実装、画面開発まで、一気通貫して触れることができました。一方でデータ分析のプロジェクトでは、大手建設会社や大手アパレル会社を顧客とし、受け取った膨大なデータを分析して施策を提案するところまでを月次で継続して行いました。
字面からもかなり本格的なプロジェクトだと分かっていただけるかと思いますが、まさか文系出身で未経験の私がここまで本格的な実務経験を複数積むことができるとは夢にも思っていませんでした。
この複数の実務経験が、就活で大いに活きてくることになります。
かっこでの経験を就活に活かせた
私はビジネスに興味があって商学部を選んでいたこともあり、エンジニアやデータサイエンティストになるのではなく、企業のIT部門やDX部門などでビジネスとデジタルとつなぐ仕事がしたいと思って就活をしていました。
やはり文系でデータサイエンスの実務経験があるのは珍しいらしく、ESや面接でかっこの経験を話すとかなり手応えがありました。特に、航空業界大手のIT部門ではWebアプリ開発の経験を、金融業界大手のデジタル領域の採用ではデータ分析の経験を、それぞれ興味を持って聞いてもらえて、両者に内定をいただくことができました。
振り返ると、データサイエンスの中でも「開発」と「分析」の両方のプロジェクトを実務として経験したことで、進路の選択肢が広がり、またそれを具体性を持って語れたことで評価してもらえたのではないかと思っています。
バックグラウンドは気にせず思い切って!
私は文系のバックグラウンドを持っていましたが、思い切ってかっこのインターンに応募したことで、進路の幅を広げることができました。
かっこのインターンはあまり経験がなくても、積極的に学ぶ意欲があれば応募できます。情報系のバックグラウンドを持っていなくても、デジタル領域に興味があったり、実務経験を積んでみたい方は、ぜひ応募してみてください。
私の体験記が誰かの背中を押すものになれば嬉しいです。