かっこのデータサイエンス事業部でインターンシップに参加している東京都立産業技術高等専門学校電子情報工学科5学年の筒井夏輝です。
私は現在、学科で自然言語処理の研究を行っており、来年からは東京都立大学の情報科学科に進学予定です。
切っ掛けは未経験者でも応募できたこと
自然言語処理の勉強をする過程で人工知能に出会い、データサイエンスに興味を持ちました。
5学年に進級したあたりから周りでプログラミングのバイトをし始める人が増え始め、自分もインターンを探し始めました。
しかし、自分自身pythonのプログラムがちょこっと書ける程度で、いきなり業務で使える自信もないし、そもそも実務経験者しか募集していないところが多い状況でした。そこで見つけたのがかっこのインターンです。
かっこでは未経験者でも挑戦でき、他の求人と比べて自分自身の成長につながりそうだと感じたこともあって、軽い気持ちで応募してみました。
コーディング力が付いてレビューの大切さを痛感
かっこで業務を重ねるうちに多くの事を学びましたが、特に身についたこととしては以下の2点です。
1つ目はコーディングの能力です。
もともとatcoderなどのプログラミングコンテストにpythonを用いて参加していたため、pythonの標準ライブラリはそこそこ自信があったのですが、業務ではほとんどの場合、外部のライブラリを用いるため、今まで使ったことのなかった多くの機能を学ぶことが出来ました。
またsqlについては今まで触ったこともなかったため、最初の頃は目的の出力を出すために何度も先輩方に質問し、コーディングをしていました。
しかし、sqlは顧客のデータを扱ううえで毎回必ず使用しますし、分からないことをすぐに質問できるような環境が既にできていたので、いつの間にか使いこなせるようになっていました。
2つ目はレビューの大切さです。
どんな人でも間違いはしますし、自分の間違いには気づきづらいものです。
忙しい時期だと任される業務が増え、レビューにあまり時間を取れないことも多いです。
だからと言って「他の人も見てるし大丈夫」などと甘い考えでいると、そういう時に限って重大なミスに気づかないことがあります。(実際にそれで痛い目にあいました。)
ほとんどのものが最終的には顧客に提出する資料に繋がってくるため、間違いは許されません。
レビューする人も完璧でないため絶対にミスをなくすということは出来ませんが、考え方を変えるだけでもミスは減らせると、考えられるようになりました。
実践経験が積めるリモートワーク環境
これらのスキルが身についた理由としては、以下の2点があげられます。
1つ目は実践経験の多さです。
自分が所属しているプロジェクトでは月に一度分析結果を顧客に提出するのですが、資料は月によって内容が変わってきます。
そのため毎月新しい経験と知識を積んでいくことができます。
2つ目はすでに働きやすい環境ができているというところです。
バイトではめずらしくリモートワークということで時間を効率的に使えます。
出勤時間はそのまま働く時間にできますし、休憩時間は自分の部屋でゆっくりできます。
集中が切れているときはお風呂に入ったり、布団で仮眠する事だってできます。
また先ほどもあげたようにかっこでは質問のしやすい環境、未経験者のための勉強のルートが用意されているため、リモートワークでも効率的に学ぶことが出来ます。
これから挑戦したいこと
なんとなく始めたかっこのインターンですが今まで経験したことないようなことをたくさん経験させていただいています。
また、これまでの業務の経験でビジネスにおける分析の難しさを痛感しました。
これからは実際にどのようにしてビジネスに使えるような分析に落としていくかを意識して分析の能力を培っていきたいと思っています。
これらの経験は、これからの大学生活や就職活動においても大きなアドバンテージになると考えています。