化粧品サンプルの転売対策4選!4つのリスクと最新の不正取得手口

不正検知・ノウハウ

「フリマアプリに自社の化粧品サンプルが大量に出品されているけれど、どこから流出しているの?」
「転売目的の怪しい注文を目視でキャンセルしているけれど、毎日のチェックがもう限界…」
など、自社の化粧品サンプルの不正取得や転売にお悩みの方はいませんか?

化粧品サンプルや初回限定品を狙った転売は、近年多くのEC事業者が直面している深刻な問題です。

しかもその手口は巧妙化しており、企業側が気づかないうちに、大切な広告費や在庫が奪われてしまう深刻な問題です。

この記事では、

  • 自社ECですぐに実施すべき「化粧品サンプルの転売対策4選
  • 事業者側も気づきにくい「最新の不正取得・転売手口
  • サンプル転売を放置することでメーカーが受ける「4つの実害・リスク

などを、実際の企業の事例を交えて分かりやすく解説していきます。

本記事をご一読いただくことで、ECサイトにおける転売対策の方法や、チェック作業の負担を減らすための実例を知ることができるでしょう。

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目次

自社で行うべき化粧品サンプルの転売対策4選

化粧品サンプルの転売は、フリマアプリに出品されてから対処するのではなく、あらかじめ自社のECサイト側で適切なルール設定などを行い、不正な注文を未然に防ぐ仕組みを作ることが重要です。

今日からでも見直せる4つの具体的な対策は以下です。

  • 【対策1】購入画面やLPに「転売目的の購入禁止」と目立つように書く
  • 【対策2】パッケージに「転売禁止」「非売品」と表記する
  • 【対策3】本人確認や「お一人様1つまで」の制限を設ける
  • 【対策4】不正検知サービス「O-PLUX」を導入する

それぞれ説明していきます。

【対策1】購入画面やLPに「転売目的の購入禁止」と目立つように書く

まず1つ目の対策は、購入画面やLPに「転売目的の購入禁止」と目立つように書くことです。

具体的には、図のように、LP(ランディングページ)の注文ボタン付近や、カート最終画面(購入確定ボタンの直前)など、必ずユーザーの目に入る場所に赤字や太字で記載するのが効果的です。

サイトの最下部(フッター)にある利用規約に記載するだけでは見落とされる可能性が高く、いざ不正注文をキャンセルした際に、転売ヤーから「そのような規定は知らなかった」と反論されて対応が難しくなる原因になります。

【対策2】パッケージに「転売禁止」「非売品」と表記する

2つ目の対策は、サンプルのパウチや外箱、初回限定品のパッケージそのものに、「転売禁止」「非売品(NOT FOR SALE)」とはっきりと印刷・刻印することです。

転売目的のユーザーがフリマアプリに出品する際、商品の写真を掲載する必要がありますが、パッケージに「転売禁止」と記載されていると、一般ユーザーが購入をためらうため、商品価値を下げる効果があるでしょう。

また、フリマアプリの運営側に出品削除を依頼する際も、パッケージに記載があれば「一般には販売していない非売品が、不正に出品されている」という明確な証拠になります。

【対策3】本人確認や「お一人様1つまで」の制限を設ける

対策の3つ目は、「1世帯につき1回限り」「お一人様1つまで」といった購入制限のルールを、ECシステム上で厳格に適用することです。

具体的には、過去の注文データと照合し、以下のような情報に重複がないかを自動的にチェックする設定を行います。

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

そして、さらに効果を高めるためには、注文時にSMS認証(携帯電話の番号宛てに認証コードを送る仕組み)を導入するなど、本人確認のステップを追加するのが有効です。

大量のアカウントを機械的に作成して繰り返し注文してくるユーザーにとって、電話番号を大量に用意するのはコストと手間がかかるため、不正注文のリスクを大幅に減らすことができます

SMS認証について詳しくは以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

【対策4】不正検知サービス「O-PLUX」を導入する

4つ目の対策は、不正な注文が入った瞬間にシステムで自動で検知して判別する「不正検知サービス」を導入することです。

規約の変更や購入制限の強化だけではすり抜けてしまうケースも少なくありませんが、システムによって自動で判定を行うことで、人の目では見抜けなかった不正注文も網羅的に検知できるようになります。

転売をはじめとする不正注文対策には、不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」が有効です。

O-PLUXは、以下のような複数の要素を組み合わせることで、その注文が転売目的などの不正なものであるかを自動で判別します

※参考:Cacco Inc.

これにより、スタッフによる目視チェックの負担をなくし、不審な注文を受注時点で自動的に遮断することが可能です。

O-PLUXの詳しい機能や仕様については、以下のバナーから資料をダウンロードしてご確認ください。


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化粧品サンプルの不正取得・転売対策に効果を発揮した「O-PLUX」導入事例

弊社Caccoが開発・提供している不正検知サービス「O-PLUX」は、化粧品などのサンプルの不正取得・転売対策として多くのEC事業者に導入されています。

特に、「初回限定価格」を狙われやすい化粧品や健康食品のメーカー様で、転売目的の注文のブロックや目視チェックの削減といった大きな成果を上げています。

ここでは、実際にO-PLUXを導入して課題を解決した3つの導入事例をご紹介します。

  • 【株式会社はぐくみプラス様】初回限定品の不正転売をブロック
  • 【株式会社和漢様】転売ユーザーによる広告費の悪化を解消!
  • 【さくらフォレスト株式会社様】 不正対策の目視チェック工数を「9割以上」削減

【株式会社はぐくみプラス様】初回限定品の不正転売をブロック

※引用:O-PLUX導入事例

「株式会社はぐくみプラス様」は、自然派素材にこだわったサプリメントや化粧品など、ECでの定期通販を中心に展開している会社様です。

当時、同社では人気の美容サプリメントが不正転売の標的となっており、社内の調査によって、新規注文の約3.5%が不正注文に該当するという深刻な実態が明らかになりました。

品質にこだわり原価も高い商品だったため、同一ユーザーが初回特別価格で何度も購入してくる不正注文への対策が急務となり、O-PLUXの導入に至りました。

導入前のトライアル検証を経て、現在は合計5ブランドまで導入が拡大されています。

O-PLUXはブランドごとの異なる不正傾向に合わせて審査条件を柔軟にカスタマイズできるため、通常のお客様の注文を妨げることなく、初回特別価格を狙った不審な注文だけを自動で的確に判別できるようになりました

株式会社はぐくみプラス様の導入事例はこちらから

【株式会社和漢様】転売ユーザーによる広告費の悪化を解消!

※引用:O-PLUX導入事例

漢方由来のサプリメントや医薬品のECサイト「和漢の森」を運営する「株式会社和漢様」では、同一ユーザーによる重複注文が多発していました。

当時は、注文は入るものの出荷できないケースが増えており、広告のCPO(注文獲得単価)の悪化によって広告費が無駄になってしまう点が大きな課題でした。

▼CPO(注文獲得単価)とは
1件の注文(新規獲得など)を獲得するために、いくらの広告費がかかったかを表す指標

こうした転売目的の注文に悩まされる一方で、不正に入手されたクレジットカードによる大量購入も多発し、カード会社からも対策を求められている状況でした。

そこでO-PLUXを導入し、チャットボットサービスとAPI連携して自動審査を行うことで、初回限定狙いの重複注文やカード不正を受注時点で自動的に判別・ブロックできるようになりました

導入により、出荷前のキャンセル率が2か月ほどで半減したほか、目視確認の工数削減広告費の圧縮、さらにお客様へ安全な環境を提供することにもつながっています。

株式会社和漢様の導入事例はこちらから

【さくらフォレスト株式会社様】 不正対策の目視チェック工数を「9割以上」削減

※引用:O-PLUX導入事例

オーガニックコスメや健康食品等のECを展開する「さくらフォレスト株式会社様」では、初回限定価格の商品を狙った不審な注文が相次いでいました。

当時は、出荷時間までにそれら膨大な件数をすべて目視で確認しなければならず、担当者の大きな負担となっていました。

そこでO-PLUXを導入し、チャットボットツールと自動連携させたところ、複数の要素による審査で不正注文が自動的に判別され、注文確定前に自動でキャンセルできるようになりました

この対策により、以前と比較して工数を9割以上削減できただけでなく、無駄な広告費の発生が抑制され、LTVの改善や、本来の業務であるサービスの向上へ注力できるようになりました。

さくらフォレスト株式会社様の導入事例はこちらから

事業者側も気づきにくい最新の不正取得・転売手口

自社で厳しい購入制限を設けたり、毎日念入りに目視チェックを行ったりしていても転売が発生してしまうのは、転売ヤー側が人間の目や通常のECシステムでは検知できない「巧妙な偽装や組織的な買いまわり」を駆使して初回限定品を入手しているからです。

事業者側が気づかないうちにサンプルを不正に取得する、以下の3つの手口を解説します。

  • 【手口1】ボットを悪用した大量購入
  • 【手口2】海外アクセスを国内に偽装した不正注文
  • 【手口3】複数アカウント・デバイスからの初回割引を狙う

【手口1】ボットを悪用した大量購入

手口の1つ目は、「ボット(bot)」と呼ばれる自動注文プログラムを悪用し、人間の手では不可能なスピードで大量購入する手口です。

転売ヤーのなかには、手作業で注文しているのではなく、この自動プログラムを使用してるケースも多いです。

クラウドやデータセンターなどからスクリプトを用いて、キャンペーン開始や在庫が復活した瞬間に、数秒〜数十秒の間に何百件もの注文を機械的に完了させてしまうため、通常のシステムでは対応できないスピードで商品が買い占められてしまいます

【手口2】海外アクセスを国内に偽装した不正注文

手口の2つ目は、海外の転売ヤーが日本のネットワークを経由して「普通の国内注文」に見せかける手口です。

通常、海外からの不審なアクセスはIPアドレス(ネット上の住所)で遮断できますが、彼らはプロキシサーバーやVPNなどを経由させることで、あたかも「国内からの正規アクセス」であるかのように偽装して注文を行います。

これにより、ECサイト側が用意している海外アクセスのブロック機能をすり抜け、日本国内の商品を海外からでも大量に購入できてしまいます

【手口3】複数アカウント・デバイスからの初回割引を狙う

手口の3つ目は、大量のアドレスや端末を使い分け、複数アカウントを作成し別人になりすます手口です。

転売ヤーは「お一人様1回限り」のルールを破るために、大量のフリーメールアドレスを用意し、スマートフォンやパソコンなど複数の端末を使い分けて注文を繰り返します。

さらに巧妙なのが、配送先となる「登録住所の表記をわざとバラバラにする」という手法です。

例えば「1丁目2番3号 401号室」という同じ住所であっても、以下のように表記を変えて注文してきます。

  • 「1-2-3-401」
  • 「一丁目二番地三 四〇一」

このようにハイフンや漢数字、スペースなどを微妙に変えることで、ECシステム上の単純な「重複チェック」をすり抜け、何度も初回割引の商品を取得できてしまいます

これら3つの手口を不正と判断しブロックすることができるのが、『【対策4】不正検知サービス「O-PLUX」を導入する』でも紹介した「O-PLUX」です。

今、まさにこれらの手口に悩んでいる事業者様は、以下をクリックしてお気軽にお問い合わせください。


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【注意】化粧品サンプルの転売をフリマアプリに通報しても解決しない

フリマアプリで自社の化粧品サンプルの転売を見つけた際、運営に通報して出品を取り消すだけでは根本的な解決にはなりません

なぜなら、

  • 不正ユーザーは大量のアカウントを所有しており、削除されても別のアカウントからすぐに再出品されてしまうため
  • フリマサイトは個人間取引の場であり、明確な規約違反の確証がない限り即座に対応してくれないケースが多いため

といった背景があるからです。

たとえば、メルカリの「禁止されている出品物」のなかには、化粧品サンプルの転売禁止が明記されているわけではありません。

このようにフリマアプリへの通報といった事後対応には限界があるため、転売を根本から止めるには、流出元である「自社サイトでの注文時」に対策を行う必要があります。

もし、自社の化粧品サンプルが大量転売された場合のリスク4つ

自社の化粧品サンプルの転売を放置していると、会社経営やブランドの存続に関わる4つの大きなリスクが発生します。

  • ①古いサンプルを転売され、品質等でクレームを受ける
  • ②品切れや買いづらさで一般のお客様に敬遠され、新規顧客を取り逃がす
  • ③転売ヤーばかりに広告費を消化され、CPA(顧客獲得単価)が悪化する
  • ④不正注文の目視チェックに追われ、本来の業務が圧迫される

それぞれ解説していきます。

①古いサンプルを転売され、品質等でクレームを受ける

リスクの1つ目は、「古いサンプルの転売で、品質等でクレームを受ける」ことです。

フリマサイトで転売されるサンプルは、いつ入手され、どのような環境で保管されていたか分かりません。

万が一、劣化した古いサンプルによって肌トラブルなどが起きた場合、購入者はパッケージに記載されたメーカーの窓口へ直接クレームを入れてきます。

自社には一切の利益が出ないどころか、ブランドイメージが傷つき、身に覚えのないクレーム対応に追われるリスクがあります。

②品切れや買いづらさで一般のお客様に敬遠され、新規顧客を取り逃がす

リスクの2つ目は、「品切れや買いづらさで一般のお客様に敬遠され、新規顧客を取り逃がす」ことです

転売ヤーにサンプルを買い占められると、本当にサンプルを求めている一般のお客様が、正規ルートでサンプルを手に入れられなくなってしまいます。

一方で、それを防ぐために購入手続きを複雑にしすぎると、今度は「入力が面倒だ」とサンプルの請求を諦められてしまいます。

このように、転売を見過ごす、またはユーザーの利便性が欠けてしまうと、結果として最も重要である「新規顧客の獲得」を取り逃がす原因になってしまうのです。

③転売ヤーばかりに広告費を消化され、CPA(顧客獲得単価)が悪化する

リスクの3つ目は、「転売ヤーばかりに広告費を消化され、CPA(顧客獲得単価)が悪化する」ことです。

▼CPA(顧客獲得単価)とは
「1人の新規顧客(または1件の注文)を獲得するために、いくらの広告費がかかったか」を表す指標

多くのECサイトでは、新しいお客様を獲得するために広告費を投じてサンプル配布キャンペーンを行います。

しかし、広告を経由して申し込んでくるのが複数アカウントを使った転売ヤーばかりだった場合、いくら広告を回しても「本物の新規顧客」は増えません。

結果として、無駄な広告費だけが消化され、目標としていた顧客獲得単価(CPA)が大幅に悪化してしまいます。

④不正注文の目視チェックに追われ、本来の業務が圧迫される

リスクの4つ目は、「不正注文の目視チェックに追われ、本来の業務が圧迫される」ことです。

不自然な住所や名前を見つけ出すために、毎日膨大なデータを目視チェックする作業は、時間的にも人手的にも大きな負担となります。

さらに、怪しい注文をキャンセルした後に、転売ヤーから抗議の問い合わせが入ってその対応に追われるケースも少なくありません。

結果として、目視チェックやその対応に人手がとられ、本来注力すべき他の業務に時間を割けなくなってしまいます

化粧品のサンプル転売にお悩みなら、Caccoまでご相談を

巧妙化する転売ヤーの手口(ボット注文や住所のバラバラな表記)を、人の目だけで完全に防ぐのは困難です。

しかし、自社サイトの対策を一律で厳しくしすぎれば、一般のお客様の利便性を損なう(カゴ落ちなどの)リスクが生じてしまいます。

そこでおすすめなのが、一般のお客様の利便性を損なうことなく、怪しい注文だけをリアルタイムで自動検知できる不正検知サービス「O-PLUXです。

O-PLUXは、注文が入った瞬間に注文データが自動で審査され、怪しい注文だけをリアルタイムで検知することができます。

※参考:Cacco Inc.

O-PLUXを提供するCaccoでは、化粧品・EC業界における豊富なデータとノウハウを蓄積しており、実際に多くのEC事業者様が転売対策や目視チェックの削減に成功しています

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「自社サイトの転売対策を見直したい」「今の目視チェックの手間を削減したい」とお悩みの方は、以下からぜひ一度お気軽にご相談ください。


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まとめ

この記事では、化粧品サンプルの転売ですぐに実施すべき4つの対策と、事業者側も気づきにくい最新の手口やリスクを解説しました。

サンプルの転売対策は、フリマアプリに出品された後の事後対応ではなく、自社ECサイトの「入り口(注文時)」で未然に防ぐことが最も重要です。

自社に適した対策を組み合わせなければ、転売ヤーに対策をすり抜けられたり、逆に一般のお客様の利便性を損なったりする問題を引き起こしてしまいます。

転売ヤーによる不正注文を根本から防ぎ、大切な自社ECサイトを守るためには、以下の対策を行う必要があります。

  • 購入画面やLPに「転売目的の購入禁止」と目立つように書く
  • パッケージに「転売禁止」「非売品」と表記する
  • 本人確認や「お一人様1つまで」の制限を設ける
  • 不正検知サービス「O-PLUX」を導入する

これらの対策は、転売リスクを軽減し、一般のお客様の利便性と商品価値を守るうえで不可欠です。

規約の変更や購入制限だけではすり抜けてしまう場合や、毎日の目視チェックの手間に限界を感じている場合は、当サイトを運営するCaccoが提供するO-PLUX」のような専門サービスの活用が非常に効果的です。

不正注文対策の手間や転売対策にお悩みの際は、自社に最適な対策を提案しておりますので、選択肢の1つとしていつでもお気軽にお問い合わせください。


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