かっこのデータサイエンス事業部でインターンシップに参加している、東京理科大学創域理工学部4年の鈴木海です。2021年4月からかっこでインターンを始め、約2年半お世話になっています。
私は偏差値50程度の高校出身のため、特に頭が良いというわけではありません。
しかし、かっこのインターンのおかげで金融大手のデータサイエンス職の内定を頂くことができました。
今回は、そんな私がかっこでインターンを始めたきっかけから、インターンで学んだこと、就活経験をお伝えしたいと思います。
インターンを始めた2つのきっかけ
私がインターンを始めたきっかけは、主に2つあります。
1つ目は、データサイエンティストの業務に挑戦したい気持ちがあったことです。
そもそもデータサイエンティストに興味を持った理由は、ビジネスの課題を客観的なデータ分析から解決するという仕事内容に強く惹かれたからです。
ただ、データサイエンスに関する知識はほとんどなく、どのように業務を進めていくかも分かりませんでした。その中、未経験でも業務の中でデータサイエンスを学べるかっこのインターンに強く惹かれました。
2つ目は、就活に対する不安があったことです。
自分の目指している職業であるデータサイエンティストは専門職ということもあり、募集人数もそこまで多くはありません。さらに、修士や博士の人との競争に勝たなくてはなりません。
そこで、知識を身に着けるよりも実務経験を積むことで就活を有利に進めることができるのではないかと考えました。
以上から、データ分析をすることができ、未経験OKであるかっこのインターンに応募しました。
インターンで学んだスキル
案件の中で習得したスキルはPython、Git、SQL、Tableauです。
特にSQLにおいては、多くの実務経験を積むことができました。
私は大手通信会社のポイント事業に関するデータ分析案件を約2年間担当し、大規模なデータ基盤から複雑な要件に合わせたデータ抽出・分析を何度も行いました。その結果、現在では100行以上のSQLでも難なく作れるようになりました。
また、IT系のスキルと同じくらい重要なスキルについても習得できました。それは、自分の考えを明確に伝える力です。
どれだけ優れた分析結果でも、自分の考えが相手に誤解されたり、結論が不明確であれば、その分析結果は無意味になりかねません。
現在、リモートワークが進む中、口頭でなくSlackやTeamsなどの文書を用いた報告が増えています。文書での報告は口頭よりも難しく、最初は何を伝えたいのか分からないと社員から注意を受けることもありました。
しかし、結論ファーストの意識を持つことでこの点を改善できました。就職活動の面接でも無意識に結論を先に話すことができ、これにより相手にスムーズに伝えることができました。
就活で活きたこと
私は大学3年生の6月から就活を始めました。業界はあまり絞らず、データサイエンスの業種のみに絞って応募しました。
就活で活きたことは、前述のインターンで得たスキルである、SQLの実務経験と明確に伝える力です。
人事担当者からは、学生でSQLの実務経験がある人はほとんどいないとのお話がありました。
そのため、私のSQLの経験は他の就活生とは大きく差別化された点であったと考えています。また、ビジネスにおけるコミュニケーション能力についても、論理的で理解しやすい回答が評価されました。
最終的には、夏インターンからの早期選考で1社しか受けていませんが、金融大手会社のデータサイエンス職として内定をいただくことができました。
学部生でここまで実務経験を積んでいる人はほとんどいないとのことで、この点が評価されたと伺いました。
かっこのインターンを始める人へ
スキル不足や就活に対する不安を抱いている学生にとって、このインターンシップはスキル習得や就活のみならず、将来に大きなアドバンテージを得ることができるでしょう。
かっこのインターンは未経験歓迎で必要なのは熱意と自身の将来を一生懸命話す人です。
ぜひこのインターンシップに挑戦し、かっこでの実践スキルを身に着けてください。