2015.08.06
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株式会社トレタとかっこ株式会社、 飲食業の予約のビッグデータ分析分野で業務提携を締結 ~データに基づいたCRMが飲食業界でも可能に~

株式会社トレタ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中村仁)と、かっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:岩井 裕之)は、トレタに蓄積された飲食店の予約のビッグデータ分析業務において、8月1日に業務提携を締結いたしました。今回の提携は、飲食業界では初めてとなる顧客行動の分析を実施するもので、将来的には飲食店向けに本格的なCRMサービスの提供を目指します。

■両社の特徴
飲食店向け予約台帳アプリの「トレタ」は、2013年12月のサービスリリース以来、急激に導入店舗数を伸長しており、2015年8月現在で登録店舗数は3,300以上にのぼります。この登録店舗数は前年同月の約2.5倍で、サービス利用継続率も98%を超えています。また、累計予約件数は約280万件、人数にして約1,600万人分の予約が登録されているなど、拡大を続ける予約台帳アプリ市場の中でも際立った成長を続けております。

一方、かっこ株式会社は、ビッグデータを活用したSaaS事業や、金融、マーケティング分野へのコンサルティング事業を通じて、経営的な判断材料やサービスの提供を行っています。主要事業となっている「O-PLUX」は、国内の2,000を超えるEC事業者に対して取引の安全性を審査するサービスを提供しており、インターネットにおける決済市場の拡大とともに成長を続けています。

■業務提携の背景及び経緯
長年、飲食業界はIT技術を業界全体として取り入れていくことができず、飲食の現場では多くの業務が手作業で行われてきました。その結果、正確なデータに基づく顧客の行動分析を全く行えていないという現実があります。そのなかで「トレタ」には、累計約280万件にも及ぶ膨大な予約データを蓄積しており、このデータを元に解析を実施することにより、「勘」や「経験値」によらない、実データによるリアルな顧客の行動分析が可能になると考えました。

今回、飲食店向け予約台帳サービスにおいて実績のある株式会社トレタと、データ分析業務において強みを持つかっこ株式会社が業務提携を進めることで、予約データのより精緻な解析が可能となります。両社は今後、データ分析や、ITの利活用を得意としない利用者に代わって、直感的に次のアクションに繋がる判断材料を提供するサービスの開発について協業を進めていく計画です。

■第1回分析結果について
第1回分析結果についてはトレタブログにおいて発表させていただいております。

トレタのデータから読む、常連さまづくりのポイント
http://toreta.blog.jp/archives/39087056.html

■会社概要:かっこ株式会社
所在地:東京都港区元赤坂一丁目5番31号
代表者:代表取締役社長CEO 岩井裕之(いわい ひろゆき)
設 立:2011年1月28日
資本金:1億8,265万円(2015年1月現在)
事業内容:SaaS型アルゴリズム提供事業
(不正検知サービス、決済コンサルティングサービス、データサイエンスサービス)
URL:https://cacco.co.jp/

■かっこ株式会社について
かっこは、「ちょっとだけ未来の判断材料を提供するビッグデータカンパニー」です。
インターネットにおける取引内容をリアルタイムに審査するシステム「O-PLUX」をはじめ、政府統計、インターネット、ソーシャルメディア上にあるオープンデータと、クライアント保有のデータとの関係を明らかにするコンサルティング事業や、サービス開発を統計解析の手法を用いて提供しています。

■ 株式会社トレタ 会社概要
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿西2-3-4 東新産業ビル3F
代表  : 代表取締役 中村 仁
設立  : 2013年7月1日
資本金 : 1億7,995万円(2015年7月27日時点)
事業内容: 飲食店向け 予約/顧客台帳サービス
URL  : http://toreta.in/

■飲食店向け 予約/顧客台帳サービス「トレタ」について
「トレタ」は、レストランや居酒屋などあらゆる飲食店の予約を簡単・便利に管理ができる予約/顧客台帳サービスです。現場を意識した使い勝手への徹底したこだわりが高い評価をいただき、2013年12月のサービスリリース以来、現在までに登録店舗は3,300店舗を超えています。「トレタ」は“予約のイノベーション”を通じて、店舗経営の大幅な強化を実現してまいります。