オンラインショップ「あみあみ」を立ち上げ、順調に業績を伸ばしているEC部門。
ある日突然、数百万円単位の大きな被害に遭ってしまった。
顕在化した不正に対応した時には、既に別の不正が起きていたことが発覚。
毎日数千件の注文がある中、現場スタッフにもショックが広がった。
ごく一部の不正者のために、いたずらにセキュリティを高めると購入に面倒な手続きが加わり、
大多数の優良なお客様の利便性を損ねることに。
顧客データは収集できているものの、膨大になり過ぎたため、何が起きているのかが読み取れず、仮説が検証できない状況になってしまった。もっとお客様の特性を把握して、成果に直結する戦術立案ができないか。
新店が増え続けるなか、お客様が定着し、アクティブにお買い物いただくためには、どうすれば良いかが分からない。
実施している商品の値引き、キャンペーンなどをお客様視点で考えた時、どんな影響を与えているのだろうか。
個人情報を除いた顧客情報と、リアル店舗・EC全ての購買データをもとに、属性やブランド、購入頻度や値引き率など「買い方」別にお客様の性格をクラスタリング。
どのような施策を行えば売上が伸びるのかなど、誰もがわかる『アクションへの判断材料』を頂き、助かっています。実際に解析結果を見たときは、私たちの仮説と全く違っていたことに驚きました。つい商品の作り手から見る先入観や感覚で考えてしまいがちで、自分たちだけでは辿り着けない結果でした。
かっこさんに解析をお願いしてから、社内に経験だけからでなく、統計データに基づいて仮説を考える習慣がつきました。より強い根拠のある仮説ですから、戦略・戦術が立てやすく、結果もデータの変化で明らかになるので、打ち手ひとつひとつを検証でき、より効率的な対応につながっています。
『赤坂見附(かっこの所在地)にはアーバンリサーチのデータサイエンス分室がある』と思って頼りにしています!
導入検討の段階で、かっこさんだけは運用専任の方が来てくださり、データをもとにPDCAを行うかっこさんの不正対策のアプローチに共感しました。また、打ち合わせを重ねる中で、不正注文に対する知見の深さに安心できました。
導入以降、不正注文がなくなっており大変助かっています。また、今後突如起こるかもしれない不正に備えて、O-PLUXによりデータを蓄積していけることや他のO-PLUX利用企業の不正情報も共有できることは、大きな強みと感じています。
導入当初から定例会も実施しており、状況報告とともに改善策を提案頂いています。こうした会は時間と共に形骸化しがちですが、変わらぬ熱量で臨んでいただき、O-PLUXを選んで間違いなかったと思っています。