かっこ株式会社では、統計技術を使ってリアルタイムにネット通販の取引を審査する不正検知サービス「O-PLUX」にて審査された代表的なアイテム総額約100億円分を対象に、不正と判断された取引の検知理由を可視化しました。
加えて、商材ごとに、どの程度の率で不正が検知できたのかを「見える化」しました。
■検知理由の47.4%が「虚偽の申込」
「虚偽の申込」となる注文には、以下の様なケースがあります。
・単純な住所の入力ミス
・いたずら等で架空の住所が入力されているもの
・住所は正しくても本人が定住していない私書箱、レンタルオフィス、ウィークリーマンションなどの、過去に詐欺に使われたことがある送り先住所
■検知理由の33.1%が「ブラック情報に一致」
・同じような偽名、同じメールアドレスや、同じ端末など
・詐欺行為を働いた記録のある個人名(偽名)や、メールアドレス、端末など
(※)「O-PLUX」は審査時点で、個人情報が暗号化されており、弊社では元々記載されていた個人情報がわからない状態となっています。ただし、暗号化前の情報が同じだった場合、暗号化処理された後に出来上がるデータは同じものとなるため、ブラック情報を検知することが可能となります。
カテゴリー別審査金額と不正検知率
■ファッション、家具、雑貨で不正検知率は8%を超過
■調査概要
2014年1月から2014年7月の期間にO-PLUXにて審査したもののうち、代表的なアイテム総額約100億円分を対象に、検知理由を可視化。また、商材ごとに、どの程度の率で不正が検知できたのかを可視化しました。