マーケティングデータ分析で必要な基礎データは5つ

分析

「データ分析を始めたいけど、何から手をつければいいか分からない」と感じていませんか。

この記事を読むと、マーケティングデータ分析に必要な5つのデータと、基礎集計の進め方が分かります。

なぜなら、分析の土台となるデータの種類と分布の見方を押さえることで、誰でも迷わず分析を始められるからです。

この記事で整理するポイントは以下のとおりです。

  • マーケティングデータ分析に必要な5つのデータ
  • 分析の前に決めておきたいKGIとKPI
  • 基礎集計で確認すべき4つの分布
  • 売上を分解して具体的なアクションにつなげる方法

最後まで読むことで、データ分析の第一歩を迷わず踏み出せるようになります。

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マーケティングデータ分析に必要なデータは5つ

マーケティングデータ分析を始めるときに必要なデータは、顧客ID、購買No、購買日、購入金額、商品名(商品番号)の5つです。

この5項目があれば、売上や顧客数、購買回数といった基本的な分析を始められます。

データ項目 分析で使う内容
顧客ID 同じ顧客の購買を識別する
購買No 1回ごとの購買を識別する
購買日 期間ごとの傾向や前年比を確認する
購入金額 売上や平均購買単価を算出する
商品名(商品番号) 商品別の売上傾向を確認する

性別や年齢といった顧客情報、商品カテゴリなどのデータがあれば、さらに分析の幅は広がります。

ですが、最初から多くの情報を取り入れると、図表が増えて解釈が難しくなります。

マーケティングでは時間軸も重要な要素になるため、直近1年など最新のデータを対象にすると、現状を正しく捉えられます。

データ分析を始める前にKGIとKPIを設定する

データ分析を始める前は、目的を意識してKGIとKPIを設定することが大切です。

手法やツールを使うこと自体が目的ではありません。目的を先に定めることで、適した手法とツールを判断できるようになります。

指標 正式名称 意味 位置づけ
KGI Key Goal Indicator 重要目標達成指標 企業として最終的に目指す目標
KPI Key Performance Indicators 重要業績評価指標 KGIを達成するための中間目標の数値

設定する順番は、KGIを決めたあとにKPIを決める流れになります。

マーケティングのデータ分析では、KGIを売上とするケースが多くあります。売上は「顧客数×1回の購入金額×購買回数」に分解できるため、この3つをKPIとして設定すると、売上向上に向けた中間目標が明確になります。

基礎集計でデータの分布を把握する

データ分析では、AIや機械学習などの手法を使う前に、まずデータの分布を確認することが重要です。

データの分布を把握しておくと、次の3つのメリットがあります。

  • 【1】思い込みに左右されずに適切な判断ができる
  • 【2】仮説立てや改善施策を設計できる
  • 【3】数値の変化を確認できるため、効果検証ができる

ビジネスの現場では、データの分布を把握するだけで、課題やチャンスが見つかるケースも多くあります。

ここでは、先に設定したKGIとKPIについて、サンプルデータをもとに分布の可視化を確認します。

売上の分布を確認する

まずは基本となる売上の分布を確認します。

売上の分布

現状を正しく評価するために、前年比も合わせて確認します。データの期間が短い場合や季節性がない場合は、前月比で確認する方法もあります。

売上の前年比

同様に、顧客数、平均購買回数、平均購買単価の分布も確認します。

顧客数の分布を確認する

顧客数の分布

平均購買回数の分布を確認する

平均購買回数の分布

平均購買単価の分布を確認する

平均購買単価の分布

売上を分解すると具体的なアクションが見える

売上を分解して現状を評価すると、売上目標に対して何をどう動かせばよいかがイメージしやすくなります。

例えば、売上を2倍にしたいと考えても、具体的な施策まで落とし込むのは簡単ではありません。

そこで、顧客数、平均購買回数、平均購買単価のように、KPIを個別の目標へ分解します。

KPI 目標倍率の例
顧客数 1.5倍
平均購買回数 1.2倍
平均購買単価 1.1倍

この3つが達成されると、全体ではおよそ2倍の売上になります。

売上全体を2倍にするアクションは思いつきにくいものですが、分解することで、現実的に取り組めるアクションが見えてきます。

基礎集計の進め方でお悩みならCaccoのデータサイエンスに相談

今回紹介した5つのデータやKGI・KPIの設定、分布の確認は、データ分析の入り口にあたる部分です。

「自社のデータでKPIをどう設定すればよいか分からない」「分布を見たあと、何を分析に広げればよいか迷っている」という場合は、自社だけで判断せず、外部の知見を取り入れる進め方もあります。

Caccoのデータサイエンス」は、企業の課題に合わせてデータ活用の進め方を一緒に整理するサービスです。課題発見から解決に向けた進め方の提示までは無料で対応しています。

社内に売上データや顧客データはあるものの、見るべき指標やKPIの設定に迷っている場合も、現状を確認しながら一緒に整理できます。

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まとめ

今回は、マーケティングデータ分析に必要なデータと、分布の考え方や使い方を紹介しました。

データの分布を把握しておくと、次の3つのメリットがあります。

  • 【1】思い込みに左右されずに適切な判断ができる
  • 【2】仮説立てや改善施策を設計できる
  • 【3】数値の変化を確認できるため、効果検証ができる

今回紹介した基礎集計は、あらゆるデータ分析に共通する基本的な手順です。

過去に分析がうまくいかなかった場合も、データの中身を1つずつ見直すことで、新しい視点が見つかる可能性があります。

データ分析の進め方や自社のKPI設計について相談したい方は、「Caccoのデータサイエンス」までお気軽にお問い合わせください。

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