インターン体験記

必要だったのはコミュニケーション能力。失敗しても諦めずチャンスをもらえたからこそ、自ら考え成長できた話【データサイエンスインターン体験記】

Caccoのデータサイエンス事業部でインターンシップに参加している、千葉工業大学大学院 未来ロボティクス専攻修士2年の高野大梧です。

2024年3月から約1年半、かっこ株式会社のインターンに参加しています。

大学では、音楽情報処理という分野で「音楽における心地よいリズムの発生要因」について研究しています。

今回は、私がかっこのインターンを始めたきっかけから、得られた学び、そしてその経験が自分にどのような価値をもたらしたのかをお話ししたいと思います。

DJをしているときの写真

第一章 インターンを始めたきっかけ

もともと、インターンを始めようとは全く思っていませんでした。

きっかけは、学部生の頃にアルバイトをしていた飲食店の先輩が、かっこでインターンを始めたことです。

そこで初めて「データサイエンティスト」という職業を知り、「データ分析を通して企業の意思決定を支援するなんて、なんだかかっこいい」と思いました。

さらに、彼の「アルバイトをして収入を得るなら、自分のやりたいことや、将来役立つ学びの多い経験をしたい」という考えに共感し、私も挑戦してみたいと思うようになりました。

自分がデータサイエンティストに向いているかどうかを知るなら、実践で試すのが一番だと思うと同時に、ちょうど新しいアルバイト先を探していたタイミングでもありました。

大学ではプログラミングを研究で使用したことがある程度で、データサイエンスに関する知識はほとんどありませんでしたが、未経験でも応募OKだったのでかっこに応募することを決めました。

第二章 インターンでの経験と成長

試用課題に合格した後、「大手モバイルキャリアのポイント会員分析事業」のプロジェクトに配属されました。

このプロジェクトでは主に、

  • デジタルマーケティング配信のための対象者リスト抽出
  • 配信結果の効果測定、ダッシュボードの作成・運用
  • クライアントへの分析報告
  • マニュアル作成

などを行っています。

意外にも、この経験を通して最も成長できたのはコミュニケーション能力でした。

月並みな言葉かもしれませんが、業務を円滑に進めるうえで、コミュニケーションの重要性を強く実感しました。

たとえば、クライアントから依頼を受ける際には、その依頼の背景や目的を正確に理解することが重要です。

この理解が不十分なまま作業を進めてしまうと、途中で不明点が浮かび上がり、そのたびに社員やクライアントへ確認の連絡をする必要が生じてしまいます。

こうした事態を避けるためにも、十分かつ素早いキャッチアップが求められ、そのためには必要な情報を適切に引き出すコミュニケーション能力が不可欠です。

念願の山下達郎のライブ

コミュニケーションの際には、

  • 分かりやすく伝えること
  • 話の全体像から伝えること

この2点を常に意識しています。

データ分析の条件や仕様書、納期などは、少しの行き違いが大きなミスにつながりかねません。

そのため、曖昧な表現を避けるよう心がけています。

また、結論や全体像を先に伝えることで、相手がイメージしやすくなるように意識しています。

当たり前のように思えるかもしれませんが、これが自然にできるようになるまでには意外と時間がかかりました。

プロジェクトを通じて、相手の考えや目的を汲み取り、その上で分からないことを的確に質問する能力も、コミュニケーションの一部であると実感しました。

第三章 成長できた要因はこれだった

成長できた理由は、

  • かっこの「挑戦を受け入れてくれる文化
  • 「どうやったら上手くいくか」を考えて行動する主体的な意識

大きくこの2つがあると考えています。

プロジェクトに配属された当初、まず驚いたのはキャッチアップすべき内容の多さでした。

クライアントの業務背景や目的を理解することに加え、テーブル数やカラム数が多く、どのデータが何を意味するのかを把握するのに時間がかかりました。

これらを理解できていないと、クライアントの依頼にどのように対応するかの道筋が見えず、最初の数ヶ月は「何が分からないか分からない」という状態に陥りました。

その結果、納期に間に合わず、業務を社員の方に引き継いでもらうことが何度もありました。

あるミーティングでは、「私が望む能力に達していないです」と社員の方からご指摘を受け、自分の無力さを痛感しました。

それでも、「もう任せない」ではなく、「次はどうやったらうまくいくか?」と改善のチャンスを与え続けていただけたことが転機になりました。

依頼のキャッチアップや進捗報告のミーティングでは、業務内容や報告の仕方について丁寧なフィードバックをいただき、分からない部分を指摘し続けてくださいました。

同時に、「主体的に動くことの重要性」を教えていただき、ただ与えられた依頼をこなすだけでなく、付加価値を加えようとする姿勢が大切だというマインドを学びました。

自分から作業の効率化や修正案を提案した際は、「それいいね、やってみよう」と前向きに任せていただけたことで、主体的に動く姿勢が強く根付いたと感じています。

タイ旅行に行ったときの写真

それ以降は、分からない状態から作業ができるようになるまでに、どんな情報が必要で、どのようなスケジュールで進めるべきかを常に考えるようになりました。

また、社員やクライアント先に対して、どのように質問すれば分かりやすく伝わるかを意識し、トライアンドエラーを繰り返しました。

その結果、依頼内容を素早くキャッチアップできるようになり、作業中に疑問点が生じることも少なくなりました。

SQLは200行程度であれば難なく書けるようになり、先輩や社員の方から修正を受けることも減っていきました。

さらに、クライアントの上層部に分析結果をプレゼンする機会をいただき、「わかりやすいね」と言ってもらえたときには、自分の成長を強く実感しました。

できないことに向き合い続けられたのは、挑戦を否定するのではなく、改善の機会として受け止めてくれる環境があったからです。

その中で、主体的に動くマインドが育ち、私の成長につながったと感じています。

第四章 インターンが自分にもたらした価値

かっこのインターンでは、大きく2つを得ることができました。

1つは、就職活動にも活きる、普遍的な能力を身につけられたことです。

実務を通じて、論理的に考える力や、相手の意図を正確にくみ取り分かりやすく伝える力など、どんな環境でも通用する基礎的なビジネススキルを培うことができました。

特に就職活動では、かっこでの実務経験を具体的に話すことで面接官の関心を引く場面が多くありました。

クライアントとのやり取りで磨いた説明力や傾聴力が自然と面接でも発揮でき、結果的に第一志望から内定をいただくことができました。

これらの経験は、単に就活で役立っただけでなく、社会人として今後も活きる「普遍的な能力」として自分の中に根付いたと感じています。

自宅での作業環境

もう1つは、自分の価値観を広げてくれたことです。

かっこではクラブ活動として、クッキングクラブ、ドリンキングクラブ、ゴルフ部などに参加することができます。

クラブ活動を通じて、先輩・後輩問わず就活の情報交換やキャリアの相談を行うことができました。

多くのインターン生に共通しているのは、行動力があり、自分のやりたいことを素直に続けているということです。

彼らと交流することで、良い意味で背筋が伸びる思いになり、自分の意識を高い水準でキープすることができたと感じています。

かっこのインターンは、未経験でも意欲的に学ぶ気持ちがあれば挑戦できます。

データサイエンスや情報系のバックグラウンドが少なくても、実務経験を積みたい方やビジネスの現場に興味を持つ方は、ぜひ挑戦してみてください。

きっと、応募前の自分とは見違えるほどに成長できるはずです。

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